セキスイハイムの鉄骨住宅【パルシェ】の購入体験談を頂きましたが、保証対象外の部分も直して貰えたっていう体験談になります。
セキスイハイムで検討中のお客様に取ってはセキスイハイムのアフターサービスを知ることができる良い体験談です。
それと同時に建売業者のアフターサービスと比較して結果、建売と注文住宅のアフターサービスの考え方を紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。
Contents
- 1 購入エリア(都道府県だけで結構です。)ご家族構成・希望条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
- 2 契約した決め手・家の設備・ハウスメーカー・分譲会社特徴・競合他社には無かったメリットを教えてください。
- 3 購入した家の商品を教えてください。(建売の場合は不要)例:積水ハウス「シーカス」一条工務店:「i-smart」セキスイハイム「デジオ」など・・・
- 4 担当営業マンの対応はいかがでしょうか?
- 5 セキスイハイムの契約から引き渡しまでの期間を教えてください。
- 6 セキスイハイムで購入をして良かった点とは?商品の良かった点を教えてください。
- 7 戸建住宅購入時の思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。
- 8 総合的にセキスイハイムは5点満点中何点でしょうか?
- 9 これからセキスイハイムで戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
- 10 注文住宅と建売のアフターサービスの違い
- 11 アフターサービスの良いハウスメーカーを見分けるたった1つの方法
購入エリア(都道府県だけで結構です。)ご家族構成・希望条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
長崎県在住。現在、夫・長男・次男・長女・私の家族5人で住んでいますが、建築当時は子供はまだ生まれておらず、夫婦2人でした。
2階建てで、和室を含む5LDK、建坪40坪ほどの条件で家を建てました。将来夫の両親との同居も考えて、和室を希望したものです。
建築資金としては頭金を600万円用意して、残りを住公ローンを利用する計画です。
私は勤めていた会社で、住宅財形貯蓄を月3万円していたので、それも購入資金に充てました。
契約した決め手・家の設備・ハウスメーカー・分譲会社特徴・競合他社には無かったメリットを教えてください。
家を建てようと決めてから、何度も住宅展示場に足を運び、希望の住宅メーカーを探しました。
その中で、夫が一番気に入ったハウスメーカーがセキスイハイムでした。「台風と自信に強い」という構造が決め手になりました。
設備だけを見れば、他のメーカーも魅力的なところはあったのですが、総合的にみると、セキスイハイムが全体的に設備のレベルも高かったように思います。
重点的に見たのはキッチンとお風呂、洗面所の設備です。主婦としてはここが一番気になります。高級感があったのがセキスイハイムでした。
購入した家の商品を教えてください。(建売の場合は不要)例:積水ハウス「シーカス」一条工務店:「i-smart」セキスイハイム「デジオ」など・・・
セキスイハイム「パルフェ」
担当営業マンの対応はいかがでしょうか?
さすが大手の住宅メーカーで、営業マンの対応もキチンとしたものでした。地元の工務店ではこうはいかなかっただろうと思います。
家を建てるのはもちろん初めてなので、いろいろと分からない部分や、どんなことを考慮すればよいかなど、その時々で適切にアドバイスしてもらえて助かりました。
細かい部分まで、こちら側の要望を聞いてくださり、結果、それが理想の家づくりに大いに役立ったと思います。営業マンさんに限らず、その他の社員の方の対応も満足いくものでした。
約5か月ほどでした。
いざ、家を建てだしてからはセキスイハイムは早いので、それ以前、いろんな手続きや、間取り、カーテン、照明、設備選びなどに時間をかけたという印象です。
セキスイハイムで購入をして良かった点とは?商品の良かった点を教えてください。
私の住む所は田舎で、マンションが全くないため、家を持つとなると自然に戸建てということになります。
幸い、夫名義の土地があったため(元農地で、宅地に転用)、結婚して家を持つというのも自然な流れではありました。
夫は長男だったため、将来夫の両親と同居するということも考え、それに伴った間取りを考えられる戸建ては有難かったですね。
途中で、2階にもトイレを作りたいとか、やっぱり対面キッチンにしてほしいとかの要望もスムーズに対応してくださり助かりました。
あと作り付けのクローゼットなど、収納面はやはり戸建てでよかったと思っています。壁一面のクローゼットとか、収納スペースは十分に確保したかったので、希望通りのものができたと満足です。
あと、基本的なことですが、家そのものの構造が、安心できるのものであるという点は大きかったですね。
住宅展示場で、家の内部の構造を見られるようにしてある場所があって、そこを見たときに夫が「ここがいい!」と思ったそうです。
戸建住宅購入時の思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。
失敗というか、予定外だったというか、当初予定していた夫の両親との同居がなくなり、用意していた和室が無駄になってしまいました。
2部屋和室を用意して、一つには仏壇を置いているので、仏間として使用してはいますが、普段はほとんど使うことがありません。
逆に将来生まれてくるであろう子供のために、子供部屋を2部屋用意したのですが、3人の子宝に恵まれてしまい、一部屋足りないという状況になってしまいました。結局和室の一部屋を子供部屋として使っていますが、畳ということで子供には不評です。
障子やふすまもオシャレ感はないので、今どきの若い子には向いていませんよね。
将来を見越しての間取りって、案外難しいものだと思いました。あと、十分に用意したはずの収納スペースも、一つだけ失敗した点があります。
洋服や布団、日用品などの収納に関しては問題ないのですが、家電などのかさばるもの、大きなものを収納する場所が必要だったなと、家を建てた後に気付きました。
子供の節句の買ったお雛様や兜、お祝いでもらった人形など、置き場所に困るものが案外多いんです。
特に田舎はお祝い事って大掛かりになりがちで、頂き物も多くなりがちなんです。
今は部屋のあちこちに分散して収納していますが、季節の家電などと一緒にまとめて収納できる部屋が必要だったなと後悔しています。
総合的にセキスイハイムは5点満点中何点でしょうか?
4点です。
これからセキスイハイムで戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
セキスイハイムはCMでもよく見ますし、有名な住宅メーカーなので、すべての点において満足度はかなり高いと思います。
ただ、その分価格もすべてにおいて高めだと思うので、その点は注意しておいた方がいいかと思います。価格が高いということは、、その後の家のメンテナンス、リフォームなどもお高めだということです。
アフターフォローはしっかりしていますし、定期的な家の点検などもしっかりとやっていただき、家を建てた後のメーカーとの繋がりも多いほうだと思います。
その分安心して住めますし、安心して家のことを任せられる点は気に入ってますが…。一度、ベランダの床が直射日光で劣化してしまったとき「困っている、どうしたらいいか」というような意見を、会社の広報誌あてに出したとき、すぐに無料で交換してもらったことがあります。
セキスイハイムから連絡があった時はビックリしてしまって、逆に恐縮してしまったのですが、「さすがに大手の対応は素早いな~、すごいな~」と感心した経験があります。
信頼できるハウスメーカーであるということは言えるのではないでしょうか。
注文住宅と建売のアフターサービスの違い
保証年数
一般的な建売住宅の場合はクロスの隙間などの内装の不具合については2年・シロアリも2年~5年・構造部分は10年保証に対して、多くのハウスメーカーの保証はシロアリ・構造部について10年保証し、30年保証の有償補修により、保証年数を引き延ばすことが出来ます。
建物の販売価格は当然建売の方が安いですが、建物にお金が掛かるハウスメーカーの方がアフターサービス保証年数は圧倒的に上です。
セキスイハイムは60年保証もやっているハウスメーカーなんですよ。
保証範囲・無償で交換するか?
アーネストワンのアフターサービスの評判はどう?建売を買う前に伝えたい2つの原則でもお伝えしたとおり、建売は無償での保証年数・保証範囲はアフターサービス基準に基づく内容のみであり、引き渡し後の小さい傷についても基本的には有償です。
水回りなどの設備については、建売業者の保証ではなく、メーカーによる保証になりますが、長く見ても2年です。(お金を払うサービスを使えば10年まで延長可)
ですが、大手ハウスメーカーはブランド料にお金を払っている分、アフターサービス基準以外の保証内容以外でも対処してくれる場合があります。
まさしく今回の購入体験談のベランダの床が直射日光で劣化してしまったとき「困っている、どうしたらいいか」って対応にまで対処してくれるんです。
これは建売業者ではあり得ません。なぜなら経年劣化によるものからです。
有償での対応になります。
対応スピード
対応スピードは大手建売業者の口コミサイトを見ると、2日~3日で対応してくれる場合もあれば、全く対応されないというケースがあります。
しかし、大手ハウスメーカーは段違いに早いのです。なぜなら購入価格にアフターサービスによる安心料も入っているからです。
これでアフターサービスの対応が酷かったら、わざわざ価格の高い注文住宅なんか買いませんよ。コスパの良い自由設計ができる建売を買います。
大手ハウスメーカーはアフターサービスを重視しております。理由は後ほど解説しますが、建売業者と比べて大手ハウスメーカーはアフターサービスからビジネスに繋げやすいというのも1つの理由です。
アフターサービスの専門サイトがあるか?
建売業者のHPをみるとアフターサービス基準を記しているページはありますが、注文住宅のようにアフターサービスに特化したサイトがあるわけではありません。
大抵の業者はアフターサービス基準のPDFの内容を記して終わりです。無い会社だって勿論あります。
しかし、大手ハウスメーカーを含む注文住宅会社ではあり得ないです。必ずアフターサービスだけの専門サイトがあるんです。
セキスイハイムのアフターサービスのサイトをみると、リフォーム・建具の不具合解消方法だけでなく、住宅備品の購入までサポートしております。
引き渡し後のマネタイズがあるか?(リフォーム・売却相談・資産運用など)
大手ハウスメーカーと建売業者のアフターサービスの力の入れようの違いはここがキモに当たる部分です。
それは購入後のマネタイズ(お金に換える)商品が有るか無いか。
多くの建売業者のビジネスモデルは、土地を銀行からお金を借りて家を建てて売り、そこで大金の現金を回収して終わりです。
これを高速で回すことで利益を拡大しております。
一度家を購入したら、原則その人はリピーターにはなりません。(家を何回も買いませんからね。)よって顧客満足度を上げるよりも、新規の売り上げを上げることを優先します。でないと倒産します。
ですが、大手ハウスメーカーの場合は違います。
基本的には建売よりも1000万以上高い住宅を購入する客層ですから、建売を購入する人達よりもお金を持っている人を相手にできます。
お金持ちの場合は、家を買ったら終わりって言うこと無い場合が多いです。
例えば、家を買って貰ったら、今度は資産運用・不動産投資・リフォーム・相続対策などで手数料・別の商品を販売することができるのです。住宅購入は入り口でしかありません。
アフターサービスで顧客満足度を高めた場合、家以外にも売れる賃貸住宅・不動産投資による仲介手数料・相続などの相談手数料などをいただける可能性があるのです。
積水ハウスなどでは、戸建てを売る人よりも賃貸経営住宅である【シャーメゾン】を売った方が早く出世できると聞いたことがあります。
多くのハウスメーカーは建築部門だけで無く、別会社で不動産屋を持っていたり、リフォーム会社・希に自社株の金融機関まで持っていたりします。
ハウスメーカーは既存のお客様を大事にし、別で収益化出来る能力がある。
逆に建売業者は安く提供できるが、家を売る以外に収益が出来るポイントが無い部分で、アフターサービスの差が出てきているのです。
アフターサービスの良いハウスメーカーを見分けるたった1つの方法
すべてのハウスメーカーの広告・住宅展示場で良いことばかり謳っているの、こんなはずじゃ無かった!と失敗者が後を絶ちません。
注文住宅を建てる人の全てが家造りで成功したいはず。
注文住宅で成功するためには、住宅展示場に行く前のあるたった1つの行動が重要になってきます。