カーポートはオプション工事の中でも人気がある内容ですが、高額な費用がかかるだけで泣く、取り付けるタイミング・取り付け方法を知らないと失敗しやすいオプション工事の中の1つです。
今回頂いた戸建て購入の体験談で、カーポートの隙間の施工費をケチってしまい、雨の日に車から降りた時に濡れてしまうという失敗談を頂きました。
カーポートの取り付け時に失敗しない為には、どうすれば良いのでしょうか?
今回は購入体験談だけでなく、カーポートを選ぶ前に知りたい2つのポイントをご紹介させて頂きます。
Contents
購入エリア(都道府県だけで結構です。)ご家族構成・希望条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
大阪在住、家族構成は夫婦と子供三人です。
希望条件は子育てのことを考えて、学校や、幼稚園が近くにあること。
それと公園など遊べるところがあること。なるべく閑静な住宅街がいいと思っていました。
買い物などあまり不便なところは避けたかったです。車を運転するので、駅が近くなくてもOK。
価格帯もそこまで高くないところを探していました。
住宅ローンはフラット35でローンを組みました。あまり頭金は、ためれなかったのでほぼフルローンに近かったと思います。
フラット35は頭金・自己資金が無くても審査金利が低いのでフルローンが組みやすいのです。
頭金を貯めないと購入出来ないって思って居る人は、頭金なしで住宅ローンは無謀?賃貸住みより一戸建て購入が得するパターンをご覧ください。
購入したハウスメーカー(分譲会社)名と契約した決め手・特徴を教えてください。
購入したメーカーはダイエーホームです。
何件か不動産会社を回ったりして、説明など丁寧にしてくれたり、いろいろ細かい要求にも親身に答えてくれたので選びました。
他の不動産屋の営業の担当者が感じよくないところもありましたが、ダイエーホームの担当者は感じもよく、子供にもやさしく接してくれたりしていました。
温和な感じの人でしたので、いろいろ分からないことも聞けて良かったです。
戸建購入をして良かった点とは?購入したハウスメーカーの良い点も教えてください。
戸建てを購入して良かったことは、やはり音など気にしなくていい点です。
その前に住んでいたのは、ハイツの二階だったので、足元や子供の声など凄く気をつけていました。
でも、いつも子供に声が大きいから静かにしてとか、走ったりしないでとか注意することが多々ありました。
そのたびもっと自由にのびのび育ててあげたいと思うようになっていました。音のことで怒るのはすごく嫌でしたが、しかし、他の住人のかたにも迷惑はかけれません。
なので、戸建ての家に住みたいと思うようになりました。自分自身もいちいち目くじら立ててくらしたくはありませんでした。
私自身戸建てに小さいときから住んでいたので、足元に気をつけたり、声を気にしたりあまり経験がなかったので、住みづらく感じていたのもありました。
部屋数が少ないことにも少し不満もありました。
メーカーの方にはいろいろ分からないことも聞けましたし、少々のわがままも聞いたのでもらえたので良かったです。
参照:【悲壮】犬の鳴き声の騒音問題で近隣トラブルが発生!売るに売れずに引っ越しできない新築購入体験談
戸建住宅購入時の思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください
戸建てを購入した時に、ベランダと車庫に屋根を付けました。その時カーポートの長さが少し短めだと言われていました。
1台分のカーポートにするには幅が若干足らず、家との隙間が出来るとのことです。
幅を合わせるには料金が高くなると言われたので、少しぐらい幅が足りなくても、車と寸法を合せておけば大丈夫かなと思いそのままでお願いしました。
しかし、その少しの隙間がから雨が入り雨水で濡れることが何度かあります。
少しの隙間ぐらい大丈夫だと思ってたのにかなりショックでした。少しぐらい高くなっても幅を合わせておけば良かったと未だに後悔。
ケチらなければ良かったと。今さらいっても仕方ないのですが、どきどき思い出して失敗したなーと思ってしまいます。
それと後悔したのが、外壁の色と壁紙です。
色を決める時、小さいカタログに張られた見本を見て決めていくのですが、小さい見本を見たときと実際壁紙として張られたのを見ると、なにか違うような気がしてしまいました。
いいと思って選らんだものでしたが、もうひとつの方が良かったような気がして、後悔してしまいました。
後外壁の色は大体の家が白かったので違う色がいいのかな、と思っていました。
白は時間がたつと汚れが目立つと思ってグレーにしましたが、白も良かったような。
色選びはすごく迷いました。
これから戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
今から戸建てを購入するなら、ケチらないほうがいいと思います。
たった数万の料金の変動で、私の場合はカーポートでしたが、幅の隙間を甘く見ていたこと、後々すごく後悔したので、気になる点はしっかり考えて購入したほうがいいと思います。
せっかく購入するなら妥協しないで、決めた方が後で後悔なく暮らせます。
私はいろいろ細かい後悔があったので、しっかり考えていろんな人からもアドバイスをもらっておくのも大事だと思います。
しつこいぐらい、念入りに調べておいても損はないです。
せっかく高いお金で購入するのですから、後悔しないようにして欲しいです。
参照:新築戸建てのオプションのおすすめは?アンケート結果のランキングTOP10
カーポートの取り付けで失敗しない為に知っておきたい2つの事
カーポートは車の寸法だけで決めるのはNG!車の寸法+ドアの寸法で選びましょう。
カーポートの寸法は車の寸法で決めてはいけません。この体験談の方はここで失敗してますね。
カーポートの寸法を車の寸法だけでカーポートの寸法を決めてしまうと、ドアを開けたときに幅が足りずに雨に濡れてしまいます。
出典:https://carport.koken-network.jp/contents/single.php?pid=363
もしカーポートを付けるのであれば、車の寸法+ドアを開けたときの寸法を踏まえて計算をしなければなりません。
リクシルなどのフーゴ(カーポート)を利用するのであれば、最低でも2.7mの幅のタイプを選ぶ事をお薦めします。
[aside type="warning"]注意
旗竿地の場合は、2,7mのカーポートを取り付けると、敷地境界線を越え、空中越境してしまう可能性が高いです。
家の間口を踏まえて取り付けるようにしましょう。
参照:知らないと予算オーバー?旗竿地のアプローチの外構費の最低目安とは
[/aside]
職人さんが現場加工して外壁とカーポートを繋げる2つのメリット
隙間が出来ずに雨に濡れなくなる。
また敷地によっては、家とカーポートの間に隙間が出来ることもあります。
そんなときはワンサイズ大きいタイプのカーポートを依頼し、職人さんに現場加工をして貰う方法がありますが、カーポートと家の外壁に繋げる形で設置する方法を強くお薦めです。
現場加工して貰うと、当然職人さんの人工代がかかります(数万程度)
ですが、そこをケチってしまうと、雨に濡れないために取り付けたカーポートなのに、カーポートと家の壁との隙間から雨が入り込んでしまい結局カーポートの意味がなさなくなってしまいます。
雨をよけるために何十万払って取り付けたカーポートが全く意味がなさなくなってしまうのは勿体ないです。
積雪に対しての耐久力が上がる。
更に職人さんの加工によって、外壁とカーポートを繋げて付けると、積雪に対しての耐久性が強くなるというメリットもあります。
雪が降らないエリアのカーポートは積雪20㎝程度の重さまでが許容範囲です。
もし年1に思いもよらない雪が降ってきてしまった場合、積雪20㎝はあっという間に越えてしまいます。
簡単にカーポートが潰れ、車が故障しない為にも、隙間を埋めて外壁と繋げる施工を行う方が良いでしょう。
新築の場合、カーポートを取り付けるタイミングよっては取り付けがNGになることがあります。(完了検査の関係)
カーポートを安く取り付ける場合、完了検査のタイミング・外構工事のタイミングを踏まえたベストなタイミングで取り付けをすると5万程度は安くなるのです。
詳しくは新築のカーポート費用はいくら?簡単に総額5万安くする3つの方法をご覧ください。
注文住宅の失敗者がなぜ後を絶えない?失敗者と成功者の家探しの行動の差とは
すべてのハウスメーカーの広告・住宅展示場で良いことばかり謳っているの、こんなはずじゃ無かった!と失敗者が後を絶ちません。
注文住宅を建てる人の全てが家造りで成功したいはず。
注文住宅で成功するためには、住宅展示場に行く前のあるたった1つの行動が重要になってきます。