ミサワホームのフルオーダー購入体験談を頂きましたが、気になったのがミサワホームの天井高が高かったって事。
そしてミサワホーム以外では希望する天井高で建てる事が出来なかったようです。
そこで今回はミサワホームの天井高は住宅業界NO,1なのか、大手ハウスメーカー8社と独自で比較して見ました。
果たしてミサワホームの天井高はNO1に輝くのでしょうか?
Contents
- 1 購入エリア(都道府県だけで結構です。)ご家族構成・希望条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
- 2 ミサワホームと契約した決め手・家の設備・特徴・競合他社には無かったメリットを教えてください。
- 3 担当営業マンの対応はいかがでしょうか?
- 4 戸建購入をして良かった点とは?商品の良かった点を教えてください。
- 5 戸建住宅購入時の思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。
- 6 総合的にミサワホームは5点満点中何点でしょうか?
- 7 これからミサワホームで戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
- 8 ミサワホームの天井高は住宅業界NO1?って本当?
- 9 天井が高い=良い家ではない!天井が高いことで起こるデメリット
- 10 天井が高い家を建てたいけど、空調などで失敗しない為には
購入エリア(都道府県だけで結構です。)ご家族構成・希望条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
新潟県在住、2人(本人、妻)
住宅はフルオーダーで考えておりました。
予算は土地込みで3500万円以内と決めていました。頭金はいくらかあったので、住宅ローン利用は3000万円以内で、35年ローンを考えておりました。
元々アパートに住んでおり、家賃が6万前後くらいだったので、月々の支払いがなるべく変わらないようにしたいと考えていました。
それを考えると必然的にボーナス払いを選択するしかないとは考えてはいました。
ミサワホームと契約した決め手・家の設備・特徴・競合他社には無かったメリットを教えてください。
ミサワホームに決めた大きな理由は2つあります。1つ目は天井高の高さです。ミサワホームの展示場モデルハウスを訪れた際、天井高3.5メートルの解放感あるリビングに惹かれました。
他メーカー何社か3.5メートルの天井高が可能か尋ねたところ、できるメーカーはありませんでした。
2つ目は蔵です。蔵は1.4メートルと高さは低いですが、収納スペースとして広く使えています。蔵の上は普通に部屋として使えているので、収納分稼げているイメージです。蔵のおかげで外収納も設けることができ、満足しています。
担当営業マンの対応はいかがでしょうか?
私達の担当者の対応はすごくよかったです。最終的には担当者の対応で決まったと言っても過言ではありません。
予算の部分で踏ん切りがつかなく、購入を諦めようとしていたのですが、親身になって話を聞いてくれ、深夜日付が変わるまで一緒に悩んでくれたことが印象に残っています。
ミサワホームの営業担当者のボーナス査定の一部は、お客様からのアンケート結果が反映されるようで、対応が自分のボーナス査定に関わってくるため、平均的に対応が良いのかもしれません。
戸建購入をして良かった点とは?商品の良かった点を教えてください。
フルオーダーで自分の思った通りに完成してよかったと思います。
天井高3.5メートルのリビングも解放感があって気に入っています。リビングの上に高窓を配置して、日の当たりもかなり良いです。
元々日当たりを良くしたいという希望があり、事前に日当たりの確認をしていました。隣の建物が影にならないかや冬の低くなる日照角度のシミュレーションなどを行っていました。実際に住んでみると影になることなく、晴れた日は日が差し、床が自然の床暖房のように暖かいです。
収納も蔵のスペースの他に、玄関脇のクローゼットや各部屋の収納スペース、寝室のウォークインクローゼットなど、様々設けたおかげで収納には困っていません。
キッチンスペースは家内の希望で特に多く設けました。
また、エアコンも無線での遠隔操作をオプションで付けたことは後々良かったなと思っています。
外出先からの帰宅時などスマートフォンでON,OFFの操作ができるので、あらかじめつけておく操作は結構使っています。
戸建住宅購入時の思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。
2階フロアに洗面所を設けなかったのですが、これは失敗したなと思いました。2階で掃除などをする際にわざわざ1階まで下りて使う必要があるので、生活していてかなり不便だと感じています。
暖房はリビングに寒冷地仕様のエアコン1台と寝室に1台で賄っていますが、リビングから2階に上がる階段に扉がないので、2階に暖気が逃げていき、リビングが寒く感じられました。こちらはカーテンを階段口に設けることで対応しています。特にカーテンレールも設けてなかったので、失敗したと感じています。
また、引き渡し後にいくつか修正があったのが気になりました。フェンスを逆向きに付けられましたが、修正して頂きました。また外の水道口の受けパレットは割れて交換が手間になると思ったので、コンクリートで固めないでほしいと要望したのですが、がっちりコンクリートで固められていました。こちらは修正が手間になるので、行いませんでした。(致命的ではないので、いいかなと思いました。)
またリビング収納の扉のサイズが合わず、交換が2回ほどありました。外構工事を任された工務店がいまいちだったと思いますが、図面で綿密に打ち合わせしていても実際図面通りにいかないものなのだと勉強になりました。
総合的にミサワホームは5点満点中何点でしょうか?
5点です。
これからミサワホームで戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
ミサワホームで建てた家に約1年住んでいますが、基本的には満足しています。
アフターケアも定期的に来てくれますし、要望があれば割と柔軟に対応してくれます。値段は割と高い方なので、躊躇するかもしれませんが、値段なりの品質になっていると思います。恐らくマイホームであれば一生に一度の買い物になろうかと思います。
低価格帯の住宅でも決して安い買い物にならないと思います。それであれば、一生もののマイホームは奮発して、いい品質の物を買おうと私は思い、購入に至りました。
デザイン性も私は好きで、シンプルな中におしゃれポイントを入れたいという方におすすめです。万人受けするデザインだと思います。
私の友人に他メーカーで建てた話を聞くと、ありえない対応をされている話もあり、客観的にみてもいい買い物をしたと思いました。実際には合う、合わないがあると思うので、一生の買い物、一生懸命悩んで検討してください。
ミサワホームの天井高は住宅業界NO1?って本当?
購入体験談では、多くのハウスメーカーがミサワホームの3.5mの設計が出来ないとの事でしたが、本当って思いませんか?
そこで、私の家にあるハウスメーカーの資料を使い、ハウスメーカー大手8社の天井高を比較して見ることにしました。下記の写真の資料を全てチェック!
ハウスメーカー | 大和ハウス | 住友林業 | ミサワホーム | 一条工務店 | タマホーム | 積水ハウス | ヘーベルハウス | セキスイハイム |
商品名 | xevoΣ | ザフォレストビーエフ | フルオーダー | セゾンA・i-smart | 大安心の家 | イズ・ステージ | 全商品 | 全商品 |
天井高 | 2.7m(Max3.12m) | 2.8m(床下げ3.52m) | 3.5m | 2.6(通常は2.4m) | 2.5m | 2.74m(折り上げ3.31m) | 2.4m | 2.4m |
8社も表にするのは大変でしたが、1位は床下げが施工できる住友林業の3.52mでした。しかし、床下げもせずに天井高を3.5mにすることが出来るのはミサワホームだけです。
3m以上の天井高にするために、ミサワホーム以外のハウスメーカーは条件があったりします。(床下げ・折り上げ天井など・・・)
しかし、ミサワホームは天井高を上げるために、床下げ・折り上げ天井もせずにフラットに天井高3.5mを演出できます。
違和感ない開放感あるリビングはハウスメーカーNO1と言って良いでしょう。
天井が高い=良い家ではない!天井が高いことで起こるデメリット
天井が一番高いのはミサワホームって事は分かりましたが、何も天井高=全てが良いという訳ではありません。天井が高すぎるのにもデメリットがあります。
ココがダメ
☑エアコンなどの空調が効かない・空調のコストUP
☑施工費・材料費UP
☑インテリアに影響がある。
1つずつ解説していきます。
エアコンなどの空調が効かない・空調のコストUP
3.5mの天井高と開放感はあるものの、その分部屋全体の面積が増え、エアコンが効きにくくなります。要するに一部だけ天井が高い吹き抜けよりもエアコンが効きません。
そのため部屋が暖まりにくく寒くなる傾向にあります。(電気代UP)
対策として、上に昇ってくる暖かい空気を下に送るための天井にファンを付ける必要があるのです。
吹き抜けは寒いと言われておりますが、全体の天井が高いともっと寒いですよ。開放感とエアコンの効きをどっちを取るかです。
→吹き抜けで後悔している人続出?吹き抜け間取りの9つのメリット・デメリット
施工費・材料費UP
天井高を高くする=施工面積が増え、天井に使うクロス・材料が増える事で金額UPにもなります。吹き抜けがオプション工事であるように天井高もオプション工事です。
総額はまず上がります。
さらに家の標準である2.4m~2.6mの家で使われていた材木サイズ・クロスでは寸法が合わないことも少なく無く、寸法に合せた現場加工などが必要になるため、㎡単価が割高になりがち。
垂れ壁が影で暗く、暗いイメージになることもある。
出典:幸せな家造り
垂れ壁というのはご存じでしょうか?垂れ壁とは窓の天端から天井までの壁のことを言います。
上記の写真のように窓の天端と天井までの壁には日が当たらないため影になります。通常窓の大きさはどんなに大きくても2.5mで、ミサワホームの3.5mの天井で建てた場合、1mが垂れ壁になるため、影=暗い面積が増えるので、日は当たっていても部屋全体が暗いってことも有ります。
せっかく天井高で開放感あるリビングでも、影が多い部屋は嫌でしょう。
対策として、引き違い窓2.5mの上の垂れ壁1mに570mmのFIX(はめ殺しまど)を付けるなどすれば、垂れ壁の範囲も減り、FIXまどから光が採れるので部屋が明るくなりますが、その分建築費も上がります。
天井が高ければ高いほど、垂れ壁の面積&施工費も増えるので、影にならない為に、窓の大きさから垂れ壁の範囲も考慮した方が良いでしょう。
天井が高い家を建てたいけど、空調などで失敗しない為には
日当たりよい間取り・風通しが良い間取り・水回りの導線の確保・収納スペースの確保など・・・間取りに関して決めることは山積みです。
しかも全て重要な事で、失敗して後悔しているランキング上位に該当する内容です。
ですが、みんな知っていたのに、沢山の間取りの失敗談をこのブログに掲載しているほど多くの方が失敗しています。
なぜすでに知っている失敗理由なのに間取りの失敗者が続出してしまうのでしょうか?
実は答えは簡単でして・・・・・
「ハウスメーカーが最初に提示したプランだけをベースに間取り変更しているから」
これが答えです。
ハウスメーカーは最初にあなたの希望条件だけを聞いて、ラフ図を作成します。
設計図が出来上がると、そのプラン・提案内容をベースにして変更点(収納追加・部屋を狭くするor広くする・設備追加)など行うのが一般的です。
これは決して悪いことではありません。むしろ普通です。
ですが、書いた間取りがベースになるので、大きく変更して欲しい・違った提案って言うのは出来ないわけです。
※1からプランを設計するのは1回だけです。(複数回やると設計料がかかる)
悪く言えば「設計図を書いた設計士があなたの希望する条件の受け取り方によって、本人と希望する内容にずれが生じやすい」って事。
そして、知識が無く、判断する基準も無いので、住宅営業マン・設計士の言っているメリットが全て正しいと思いがちになってしまうからです。
選ぶ側から見ても情報量が多すぎる上に、メリットだけを開示してるので、間取りを設計する上で必要な短所が分かりづらいと言うのが問題なのです。
わざわざ「○○ハウス」の方が設計力があるとは言いません。自社のメリットだけを開示するにきまっております。
そのことを忘れてはいけません。
つまり依頼する1社で建物の打ち合わせをしていると、ハウスメーカーが最初に提示された建物プランを調整して希望条件にする合わせをするのですが、それでは最初に提示された建物プランありきで検討することになります。
どれも似たような間取りから、素人が間取りを変更しているだけに過ぎませんから、それは失敗する確率が高くなります。
それであればプロが水回り・近隣住民の窓の配置を考えて企画した建売を購入した方が間取りにおいては失敗しません。
せっかく注文住宅を建てるのであれば、複数のハウスメーカーからあなたの希望条件に該当する間取り・提案力を相見積もりすることを強くお薦めします。
勿論ハウスメーカーの間取りの相見積もりは、住宅展示場を回って資料を集めてくる訳ではありません。
それでは時間と手間がかかりすぎます。
お薦めなのは、たった3分で全国600社の中の複数のハウスメーカーから間取りプランを無料で問合せできるがタウンライフ家造りによる間取りプラン一括です。
このサービスのすごいところは、大手ハウスメーカー中には、誰もが聞いたことがあるダイワハウスや三井ホームなどの大手ハウスメーカー28社だけではなく、
地元企業の工務店・ハウスメーカーを入れて600社の中から購入したいエリアと予算をたったの3分で希望エリア・間取り・予算を登録するだけで、各社の間取りプランだけでなく、資金計画・家造り計画書を無料で届けてくれると言うところにあります。
家づくり計画書が届いたら、その各会社のオリジナル計画書から気になるハウスメーカーに問い合わせをすればOK。
各社から貰える家づくり計画書の中には、建物のプラン図やあなたの為の資金計画書を頂くことができます。
ここでポイントなのは、複数社の建物の間取りや設備を比較検討することができるってことです。
1社で建物の打ち合わせをしていると、ハウスメーカーが最初に提示された建物プランを調整して希望条件にする合わせをするのですが、それでは最初に提示された建物プランありきで検討することになります。
これでは理想の注文住宅の視野が狭くなってしまいます。
視野が狭くならないためには、複数社のプランや資金計画を比較検討し、その中で気に入ったプランのハウスメーカーと建物の打ち合わせをするのがベストなのです。
タウンライフ家造りも1つだけデメリットはあります。
それは問合せができるハウスメーカー600社もありますが、SUUMO・ホームズに比べて問合せ先が少ないって事。しかし、その代わりカタログだけではなく、資金計画の資料を貰えるのもタウンライフ家造りだけです。
プランだけでは意味がありません。
良いなって思っても予算オーバーのハウスメーカーだったら意味ありませんよね?
たった3分で入手できる複数社の間取りプラン・資金計画を参考に、あなたの理想の建物プランで家を建ててください。
最後にタウンライフ家づくりを利用する前のよくある質問Q&Aをご紹介します。
- タウンライフ家づくりを利用すると契約しないといけないのでしょうか?
- あくまでもタウンライフ家づくりは、ハウスメーカーの一括資料請求サイトに過ぎません。手元に届いた資料の中で気になるハウスメーカーが無ければ契約どころか、住宅展示場に行く必要もございません。
- 問い合わせに手間や時間がかかるんでは無いのか?
- 入力はたった3分程度でできます。
具体的に言えば、予算・所有している土地(購入前であれば希望の土地条件)・間取りの希望条件(4LDK以上!和室とリビングを繋げて欲しいなど・・)を記入しハウスメーカー選ぶだけです。
土地を所有している場合は、間口・字型・土地面積を具体的に書くことで、頂ける間取り図の正確さも増してきます。
- 本当にタダで物件情報をくれるの?本当はお金が掛かるんじゃ・・・
- 本当に無料なのでご安心ください。厳密に言えばハウスメーカーが広告費として負担しております。
1点が注意点として、無料のサービスなので、本人確認が取れなかったり、条件をいい加減に書いたりすると、イタズラと見なされてしまいがカタログ届かない場合もあります。
- 土地情報も貰えるって本当?
- タウンライフではタウンライフ家づくり以外にも不動産会社300社と提携しております。
毎日ように土地の査定依頼・販売依頼を受けている会社様を厳選した提携先なので、場合によっては未公開物件を紹介して貰えることも!
- 正直こういうところを利用するとしつこいんじゃ・・
- 私自身2度利用したことがありますが、本人確認の上、希望連絡をmailにして貰ったところ電話による連絡は無くなりました。
むしろ、ほかの見積もりサイトで利用した不動産屋からの電話が今のところたくさん来ております。
もし、タウンライフ家づくり経由のハウスメーカーがしつこかった場合は、タウンライフの担当者に伝えれば、あなたの代わりに連絡停止を伝えてくれます。
ただ本当に良い情報の場合は、mailの返信する前に決まってしまいますから、電話による連絡もあるかもしれません。
そのときは良い土地情報をくれる人だと思ってお付き合いした方が良いでしょう。
相手はプロですから、短所を上手く長所に変える営業トークも複数持っております。
ただそうは言っても、何千万円もする買い物なので、家族仲良く住む家をの間取りは拘りたいし、まして失敗だけはしたくない。
ならば、たった3分の入力でハウスメーカーのカタログだけじゃ無い、間取り図・資金計画を無料で貰えるタウンライフ家づくりを利用して、住宅展示場に行く前に知識武装をすることがハウスメーカー選び・間取りの失敗を避ける唯一の方法なのです。