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建売住宅・注文住宅・間取りのポイント

建売の300万円値引きは可能?値引き交渉を成功させる3つの狙い目

投稿日:2018年4月21日 更新日:

建売住宅の値下げを見ると、何処まで値引きが出来るんだろう・・・って疑問に思いませんか?

その中でも300万円ぐらい値引きして家を買いたいって人も居ると思います。

建売住宅の300万円値下げはあり得るのか?

 

結論から言うと、あり得ます。

しかし、時期・タイミング・建売業者の特徴の全てが合わないとまず無理です。

今回は300万円の値下げ交渉が成功しやすい建売の狙い目を解説しますが、値引き交渉を成功させるためにはコツとタイミングが必要です。

タイミングを見誤ると交渉が失敗、最悪は買い逃すということになりますので、値引き交渉を成功させるための3つのポイントをご紹介させていただきます。

元不動産屋:秋 だい

建売業者に値引き交渉するだけなら簡単です。

これから紹介するポイントで、建売住宅を安く購入しましょう。

300万円の値引き交渉を成功させる3つの建売の狙い目

ココがおすすめ

☑最終1棟の物件(大手パワービルダーのみ)

☑決算期(大手パワービルダーのみ)

☑完成して半年以上経過する物件

1つずつ解説していきます。

最終1棟の物件(大手パワービルダーのみ)

建売業者は分譲地を開発する際に、銀行からお金を借りており、早く銀行に返済できればそれが実績になり、より有利な条件でお金を借入れすることが可能になります。

故に、多くの建売業者は、仕入れ決済から1年で売り切ろうとするのが一般的です。

そんな時、最終1棟の物件が残っていると、利益が確定せずずっと在庫を抱えたまま現金化できず建売業者のキャッシュフローが悪化してしまいます。

パワービルダーは早く利益を確定させ、次の現場でも利益を取りたいので現場で黒字になればOKと考え、最後の1棟をバッタ売り(ほぼ原価)で売ろうとすることがあるのです。

良くある話が当初の売り出し価格から、200万円下げて、個別で130万ぐらい下げるパターンが多いようなので、大手パワービルダーの最終1棟が要チェックしておきましょう。

決算期(大手パワービルダーのみ)

株主総会がある決算期3月近くの2月頃はめちゃくちゃチャンスです。

なぜなら、上場している大手パワービルダーは株主総会で株主に対して売り上げを高く見せなければ投資して貰えない上、株価が下がる危険性があります。

すると会社の価値が下がってしまいますから、利益が減っても売り上げを作ろうとするのです。

消費者の立場からして見れば、コレを逃さない手はありませんよね?

また銀行との決算期もかぶる為、特別金利を行っていることも多く、かなり得して大手パワービルダーの建売を購入している人も多いのです。

ココに注意

決算期は3月31日の為、3月31日迄に残金決済が終えられない取引の場合、値引き交渉がほぼ無理になりますのでスケジュール管理は要注意です。

完成して半年以上経過する物件

唯一中小企業などで、300万円以上値引き交渉が成功するとしたら、半年以上経過し、もうまもなく1年を迎えそうな建物です。

年間20棟弱を建築する中小企業の建売の場合、現場で黒字という戦略が取れず、1棟1棟の利益率が重視されます。

そのため、通常では300万円の値引きはあり得ませんが、売れずに銀行に返済が出来なくなる場合は別で早く現金化するために、個別なら300万の値引き交渉を受けることも希にあるのです。

経験上数回あるくらいでしたが、全くの0ではありませんので、完成後1年近くの建物に対して、個別で値引き交渉をして見るのも良いでしょう。

それでは建売の値引き交渉を成功させるコツについて解説します。

 

建売の値引き交渉を成功させる3つのポイント

☑値引き交渉は必ず購入申込書に記入時に行う。

☑購入する意思を見せるために、資金計画を確定させる。

☑1ヶ月以内に残金決済を行う事。売主のスケジュールに合わせられるか?

1つずつ解説していきます。

値引き交渉を行うタイミングは契約前に行う!間違っても契約直前に値引き交渉をしてはいけない。

 

売主業者に値引き交渉を行うタイミングは1つしかありません。

契約前の購入申込書記載時のみが値引き交渉を行う唯一のタイミングになります。

それ以外はNGです。

まず書面に購入額を記載することで、言った言わないを防ぐことになります。

 

注文住宅の値引き交渉は担当営業マンに値引き交渉を口頭で行い、その担当の責任者の承諾を得られれば値引き交渉成立なのです。

建売住宅の値引きについては、仲介会社経由で売主に値引き交渉をするので、書面で値引き額を伝えることが求められます。

 

間違っても購入申込書には、満額で購入する意思を記入したのにも関わらず、契約直前になって値引きしてくれというのはNGです。

 

売主には買主を決める権利があります。

値引きしない方だから売ると決めていたのに、いきなり値引きしてくれだと話が異なるため、トラブルの原因にもなります。

関連

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値引き交渉が成功すれば、すぐに契約ができる事を売主に伝える。

 

前提条件として、購入する意思が感じられないのに、値引きの話をしても売主は全く相手にしません。

なぜなら買主の値引き交渉を売主が理解し、値引きした額での契約をしようとしたときに、買主からキャンセルされる可能性があるからです。

だから口頭での交渉はNGなんです。

口頭よりも購入する意思を伝えるためには、書面での購入する意思を伝えることです。

 

でもそれだけでは値引き交渉を成功に近づけるのには足りません。

購入する物件の資金計画を確実なものにしておくことがコツになります。

売主は値引き交渉を応じるときは、早く物件を売却して現金化をしたいので、契約日と決済日を気にしております。

 

大手ハウスメーカーの物件は、値引き交渉成立後から2日~3日で契約ができれば、値引き交渉が成立する可能性がかなり上がります。

よって値引き交渉をしてから住宅ローン審査では遅いのです。

だからこそ値引き交渉成立後から2日~3日で契約ができるように、事前にローン審査などの資金計画を固めてから、値引き交渉をすべきです。

 

1ヶ月以内に残金決済を行う事。売主のスケジュールに合わせられるか?

地味なアピールポイントになりますが、売主は早く取引を終えて現金化したいと考えております。

300万円値引きする以上、サクッと1ヶ月以内に引き渡しができると言うのも実は重要だったりします。

売れるから良いでしょ・・・ではありません。

値下げすれば売れるわけですから、別に300万円も値下げするあなたで無くても良いのです。

 

建売住宅の値引きの成功率は需要と供給のバランスによって大きく変わる。

新築建売住宅の値引きは、購入する物件の問い合わせ数、分譲地の売れ行きなどを見て判断するため、一概には言えません。

例えば、建物が完成する前に値引き交渉をすると、30万~50万程度の値引きを受け付けてくれるところは多いですが、売主業者によっては、完成する前には一切値下げをしないという会社も多く存在します。

なぜなら完成すると問い合わせが一気に増えるため、満額(値引き0円)で購入してくれるお客様から問い合わせをもらえる可能性があると判断します。

つまり完成すれば売れるだろうと、売り急いでいない物件に対しては、値引き交渉自体不可能の可能性があります。

 

一方で、建物完成直前の物件や、完成後1カ月以上たつ物件の場合、売れ残る可能性があることから、値引き交渉をしても80万円程度~100万円ぐらいの値引きであれば、値引き交渉が成功する可能性が高いです。

更に完成してから半年以上経過すると、130万~300万円ぐらいであれば値引き交渉は十分に可能です。

売れ残ると値引き交渉の額が大きくなっても成功する確率も高いのに対して、未完成や人気のある物件だと値引き交渉自体不可になります。

 

建売住宅の値引き交渉を行う上でのデメリット

 

建売住宅の値引き交渉を行うと、住宅を安く購入することができるというメリットがありますが、建物の値引き交渉を行うデメリットは存在するかという問題ですが、1点だけ存在ます。

後から来た高く買ってくれるお客様に物件を買われ、物件を買い逃すということです。

 

あなたが80万円値引き交渉をした結果、購入することが決まっていたとしても、後から満額(値引きなし)で購入するお客様が現れた時は、後から満額で購入してくれるお客様と売主は契約をします。

当然ですが売主は買主を選ぶ権利があり、高く購入してくれるお客様に物件を売ります。

それ以外デメリットは存在しません。

 

よく注文住宅の場合は、値引きした分材料のグレードを落とすということがありますが、建売住宅の場合は出来上がっているものを値引き交渉するので、グレードを下げられることはありません。

 

[voice icon="https://xn--m9jq034wlmltzdpwf98c3t1dybzb.com/wp-content/uploads/2018/04/akidaisama.jpg" name="元住宅営業マンの秋月" type="l"]

建売住宅の売主は値引きされるのが当然だと思ってますので、臆せず値引き交渉を行いましょう。

値引き交渉で別の方に購入されてしまったら、単純にご縁がなかった物件ってことです。[/voice]

 

住宅ローンの金利交渉も建売住宅の値引きと並行して行う

 

物件の値引き交渉と合わせて行ってもらいたいのが、住宅ローンの金利交渉です。

いくら物件の値引き交渉を一生懸命行っても、住宅ローンの金利が0.1%変わってしまうだけで、約50万円程度の総支払額が変わってしまいます。

これを放置しておくのはもったいないです。

金利交渉を行うコツは、複数の銀行に審査を行い、一番安い金利を提示して交渉することです。

 

複数の銀行からの審査結果を使用することで、複数の銀行の承認結果が出てきます。

その中から1番安い金利が出た金融機関の承認書を使って、保証料・事務手数料が安い銀行に見せて金利交渉をしていくのです。

銀行に交渉なんてちょっと・・・思う方はネットの住宅ローン一括借り入れ審査を行う事で、銀行員に直接交渉をせずに、一番安い金利の銀行で借り入れすることができます。

金利の安いところで借り入れすれば、基本的にはOKです。

 

建売住宅の値引き交渉+銀行の金利交渉で150万円ぐらいの差が生じる

 

仮に建売住宅の値引きが端数の80万円分成功したとします。

金利交渉を行わなければ80万円分の値引きになりますが、銀行の金利優遇を0.1%分も成功すると総額で150万円以上も安くなります。

金利交渉は、借入金額が多ければ多い程効果は絶大に発揮します。

月30万円の収入で150万円のお金を稼ぐためには5カ月もかかります。

 

建物の値引きだけではなく、住宅ローンの返済総額を気にすることで、建売住宅を最大限安く購入できるのです。

[voice icon="https://xn--m9jq034wlmltzdpwf98c3t1dybzb.com/wp-content/uploads/2018/04/akidaisama.jpg" name="元住宅営業マンの秋月" type="l"]

住宅ローンの金利以外にも、3大疾病などをはじめとする保険料が安い銀行もチェックしておきましょう。[/voice]

住宅ローンを1円も安く借りるなら複数の銀行で一括審査がオススメ



住宅ローンを1円でも安く借り入れするのであれば、銀行によって審査内容・優遇金利が変わるため、複数の銀行との比較が必要になります。

審査を別々の時期に行ってしまうと、審査月によって金利などが変わってしまう為、銀行を正確に比較することができません。

そこで同時期に最大6銀行の審査結果がわかる住宅ローン一括審査申込を利用することで、条件や金利を比較して1円でも安い銀行を性格に見つけることができます。

住宅ローン審査で見る一般的な審査内容は下記の項目の3つです。

[box class="blue_box" title="住宅ローンの審査項目"]

借入金額と年収の対する返済比率・年収倍率(借り入れができるかの審査)

☑申込人の勤め先・勤続年数・ほかの借り入れの有無(優遇金利の審査)

☑物件の担保評価

[/box]

借入額に対して審査金利で試算した月々のローンの支払い額が、あなたの年収に対しての割合で貸し出しするかの有無を決めております。

もちろん銀行によって審査金利を緩くしている銀行もあるので、A銀行でNGだったのがB銀行で承認というのはよくある話です。

更に勤め先や勤続年数・担保評価によって銀行の評価方法は変わります。

それによってはあなたが借りられる優遇金利・保証料も各銀行によって変わります。

ある銀行では保証料が金利0.2%だったのに対して、保証料無しの銀行・保証料が0.4%と倍取られる結果もあるので、

本当に良い銀行を見つけるためには、金利だけでは判断するのではなく、総合的に判断する必要があります。

銀行での仮審査の場合は、わざわざ銀行にいって必要書類と審査書類を記入しないと審査できません。

つまり複数の銀行を審査するのにも時間がかかります。

住宅本舗の住宅ローン一括審査を使えば、わずか20分の審査内容記入で、最大6銀行の審査結果が同時期にわかるので、時間短縮と正確なデータがわかります。

まずは20分で住宅ローンの借入金利の比較から初めて見てはいかがでしょうか?

資金内容を先に把握することで、家探しの際の大きな指標になります。

[btn class="rich_pink"]【住宅本舗】まずはシミュレーションから
[/btn]

まとめ:建売の300万円の値引きは基本的に難しい。銀行の最適化をした方が効率的でもある。

 

建売住宅の値引きついてお話させていただきました。

建売業者の早期に現金化したい思いと、あなたが安く購入したいという思いがマッチングさせる事が、値引き交渉は簡単に行えます。

 

また値引きを最大限に生かすためには、住宅ローンの諸経費・金利・独自サービスを比較検討する必要はありますが、何度も銀行で申込するのは時間と手間がかかります。

そこで1回の申込で複数の銀行の申込ができる下記のサービスを使うことで、短時間で銀行の審査及び、金利・諸経費・独自サービスを比較検討することができるので非常にオススメです。

元不動産屋:秋 だい

金利交渉までは不動産屋はやってくれません。自分で安い銀行を見つけることが、住宅を最大限に安く買うコツなのです。

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