何千万円する住宅購入は家のことだけ成功すればOKって思っていませんか?だとしたら大きな間違えです。
住宅購入は住宅ローンという何千万円もする借金を背負うイベントでもあります。それ故に家だけではなく教育資金・老後資金などの計画もあらかじめ立てておかなければ、家のローンは払えるけど、老後資金が無いor教育資金足りないって事いう失敗を犯します。
しかし、家を売ればOKの不動産屋は教えてくれません。てか教えられません。そこで登場するのがFP(ファイナンシャルプランナー)の存在です。
ファイナンシャルプランナーは住宅購入以外の角度から住宅ローンを見てくれますので、不動産屋だけでは受けられなかったアドバイスを貰えるようになります。
今回は住宅購入をFPに相談すると得するポイント&FPの選び方をご紹介させて頂きます。
Contents
住宅購入の相談をFPの相談すると得になるポイント
住宅購入をFPに相談して得するポイントは最低でも3つあると思います。
[box class="glay_box" title="FPに相談して得するポイント"]
☑頭金の使い方が分かる。ローンとの向き合い方が分かる。
☑老後資金&教育資金のキャッシュフロー表が分かる。
☑生命保険の見直しが出来る
[/box]
1つずつ解説していきます。
頭金の使い方が分かる。ローンとの向き合い方が分かる。
FPに住宅相談するメリットの1つとして、「頭金の使い方」が上げられます。むやみやたらに頭金を入れろ!っていう提案が無くなります。
不動産屋は頭金を多めに入れることで「優遇金利が0.1%良くなる&借金は悪」っていう経緯から、とにかく頭金を多めに入れることをオススメする人がいます。
なぜでしょうか?答えた簡単。ローンが通りやすくなる=契約になるからです。
銀行からしても頭金あるって言われても頭金を出さないのであれば、頭金無しと同じ審査になります。そのため、頭金を多めに入れることを提案することで、資金計画上問題ない上、月々の支払い額が安い(金利優遇)って感じて貰えれば、契約しやすくなります。
この話は決して悪い話ではありません。
しかし、この資金計画は家を買うための資金計画でしか無いのです。
住宅購入者は家に住んでからが勝負!ローンの返済を35年間行わなければならないのです。
FPに相談すれば、まず頭金多めなんてふざけた提案はしてこないでしょう。
住宅ローンを使わず新築を現金一括購入は愚行でしかないデメリット5選でお伝えしてますが、住宅ローン控除・団体信用生命保険もあれば、投資信託で有効に頭金を使えます。
FPに相談することで、同じ頭金でも使い方で金利負担・還付金を含めて100万円以上得する事も珍しくありません。
老後資金&教育資金のキャッシュフロー表が分かる。
住宅ローンを支払い始めの家計診断ですね。
fpに相談しなくても未来家計を使えば、ライフスタイルに応じたお金の出て行く頻度・貯蓄額などをおよその目線で知ることが出来ます。
私の場合、今から35年後の65歳時点ではなんと6000万円も貯蓄がある計算になりました。
※大学資金なども細かく調整できます。
ただ実際はこんな上手くいきません。
そこでFPに相談するわけです。家計診断で不必要な物があるかないかを・・・・
お金の使い方には「消費・浪費・投資」の3つあります。消費は食費関連・浪費は娯楽・投資は自己投資などですね。
携帯代が高い・外食が多すぎて食費が高いなどそれに対する対応策を教えて貰えます。
一見住宅購入に関係無いように見えますが、35年もある住宅ローンが払えない事を防ぐために、無駄に使っているお金を節約する必要があるのです。
生命保険の見直しが出来る
住宅購入をFPに相談する最大のメリットが、生命保険の見直しが出来るって事です。
どういうこと?なぜ生命保険って思う方も少なく無いでしょうが、住宅ローンには債務者が亡くなったら時に借金が0円になる保険「団体信用生命保険」という生命保険同様の保険に加入することになります。
ローン借入額の生命保険に加入する物と同等の意味をなしますので、仮に残された家族の住居費を考慮した3,000万円以上の生命保険で月3万~4万円払っていた場合、団体信用生命保険に加入する事で、住居費はカバー出来るわけです。(家が手に入るので)
それであれば、住宅購入前に掛けていた住居費部分を削って、月々の保険料を1万円以上安くする方がお得じゃ無いでしょうか?
日本人は安心という言葉で保険を必要以上に掛ける傾向にあります。
これ以上節約出来ないって思っていても保険商品を替えるだけで1万~2万円ほど節約出来たって事も決して珍しい話ではありません。
次はFPの種類の話です。
相談するFPには2種類ある(企業系FP・独立系FP)
FP(ファイナンシャルプランナー)って聞くと「お金の相談する人」ってイメージかもしれませんがFPには大きく分けて2種類あります。
[box class="glay_box" title="FPの種類"]
☑企業系FP(FPの9割以上)
☑独立系FP(FPの1割程度)
[/box]
FPの資格というのは独占業務を持っておりません。極端な話、資格を持っていない人でもFPの相談業務を行う事が可能な為、FPの資格だけではご飯が食べていけない現実があります。
そこで、企業に属しながらファイナンシャルプランナーして活動するのが企業系FPです。
企業系FPのメリットは、「実務経験を持って自社商品に対して最大限の提案を受けることが出来る」「無料で相談可能」の2つあります。
一方独立系FPはFP業務だけに特化した会社で、メリットは「様々な中立的な立場で商品を扱える」「提携先の税理士なども紹介して貰える」などがあります。
では住宅購入の相談相手のFPはどのように選べば良いのでしょうか?3つのポイントで解説していきます。
元企業系FPが解説!ローンで失敗しない相談すべきFPの選び方!
企業系FPはNG。商品ありきで打ち合わせしている。(相談の幅が狭くなりがち)
私も企業系FPの立場でしたが、不動産会社・ハウスメーカーに属しているFPに相談すれば安心って言うのはちょっと違います。というのもFPと名前が変わっただけで住宅の販売員ってことには変わりないからです。
企業系FPに相談することで、商品の様々な提案を無料で行ってくれるというメリットがありますが、それはあくまでも購入ありきの話。
当然ですが、他社商品よりも自社商品が優先されます。(私もそうやってましたので間違えありません。)
幅広い中立した立場で住宅相談・他社の商品でシミュレーションを行いたいのであれば、企業系FPはNGです。
目的も無い相談料無料もNG!保険商品ありきになる。
よく「何回でも相談料無料!」など相談料を無料にしているFP会社も少なくありませんが、無料ほど高い物はありません。
中立的な相談を受けたいのであれば、目的がない無料相談は一切辞めましょう。
なぜ無料なのに辞めた方が良いのか?それは商品を売りつける前提の価格だからです。
考えてもみてください。FPはボランティアではありません。どこかしらで収益を得る方法が無いとFPは倒産してしまいます。
FPが相談料を無料してお金を稼ぐ方法は、提携している保険屋の「保険商品」を紹介することが前提になっている料金。
保険商品を紹介・契約することで保険料の一部がキックバックされる仕組みです。
キックバックっていうとイメージが悪いかもしれませんが、FPのノウハウを駆使して、保険商品を紹介して収益を得る方法は何も悪いことではありません。
一見良さそうに見えた保険商品が後から考えたら不要だった・・・解約しようとしても違約金が発生するなどして、相談料手数料払うよりもお金と時間が掛かってしまうことも少なくありません。これが無料ほど高い物がないの正体です。
あなたは保険を紹介されるためにFPに相談するのですか?違いますよね。
それであれば相談料手数料が貰える=保険を無理に紹介する必要も無いFPに住宅相談を中立的な立場で相談するのがベストです。
実務経験が無いFPは実は多い。不動産実務経験ありの強いFPを選ぶべき!
独立系FPは日本FPの検索サービスで探す事が可能ですが、ここでも注意点があります。
FPは「ライフプランニング(家計診断)・リスクマネジメント(保険)・金融・タックスプランニング(税金)・不動産・相続」の6つの分野に分かれており、全てのFPが全部に精通している訳では無いって事です。
保険屋で勤めていてFPを取った人も居れば、私のように不動産でFPになった人も居ます。
ここで言いたいのは、実務経験がないFPのなんとなくの知識で相談される可能性があるって事です。
例えば「住宅ローンは年収6倍まで」「固定金利最高」なんて言われても、現実問題として、年収の6倍で買える家が無かったり、短期プライムレートをみても変動が良いのに、何でもすぐに固定金利を進める方も中にはいるのです。
住宅購入者がFPに求めるのは机上の空論ではなく、リアルタイムでのベストな選択が欲しいのです。そうじゃ無いですか?
住宅購入で相談したいのであれば、保険屋のFPではありません。不動産屋を経験したことがあるFPに相談すべきなのです。
FPの実務経験はしっかり見ておきましょう。
また1都3県限定になりますが、不動産FPとして希望の方に不動産会社・設計士を紹介することを目的とした無料相談を行っている住まいの扉がオススメ。
[box class="glay_box" title="住まいの扉・体験者の声"]
・頭金を使わずに住宅を購入し、頭金を資産運用に回せた。
・返済計画が鮮明になった。住宅ローンが怖くなくなった。
・紹介して貰った設計士のデザインがおしゃれだった。
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などの口コミ・利用者の声があります。
不動産会社・設計士を紹介することを目的としている無料相談なので、無理に保険を売られるだったり、家の押し売りなどはされないのがポイント!
住宅ローンのノウハウを駆使することで、500万円以上節約も夢ではありません。新築を買っても新築貧乏にならずに新しい家で趣味を没頭できます。
家を買ってお金が無いから趣味が出来なくなったってなったら嫌ですよね?
一生に一度の買い物だからこそ、不動産実務経験があるは勿論!住宅購入以外の角度で相談できる住まいの扉でまずは無料相談してはいかがでしょうか?
注文住宅の失敗者がなぜ後を絶えない?失敗者と成功者の家探しの行動の差とは
すべてのハウスメーカーの広告・住宅展示場で良いことばかり謳っているの、こんなはずじゃ無かった!と失敗者が後を絶ちません。
注文住宅を建てる人の全てが家造りで成功したいはず。
注文住宅で成功するためには、住宅展示場に行く前のあるたった1つの行動が重要になってきます。