今回いただいた体験談は、南洋風の外観が特徴の三井ホーム(シュシュ)を購入された方の体験談です。
三井ホームのシュシュをカタログや、ほかの体験談を元に調べてみると特徴はこうなります。
ココがおすすめ
☑シュシュは半企画住宅(階段の位置・玄関の位置が固定されている)
☑坪単価75万円
☑2×6構造が標準。最新の構造で地震や火災に最も強い構造
シュシュは間取りや仕様が完全フリープランというわけではなく、構造部分に大きく関わる箇所(階段などの位置・玄関の位置)を固定しておくことで、構造計算においてコストカットを行うことで坪単価を抑えている戦略になるわけですね。
今回は三井ホームのシュシュを購入された体験談及び、自由設計においての注意点などをご紹介していきます。
Contents
三井ホームのシュシュを購入された体験談
戸建購入をして良かった点とは?三井ホームのシュシュの良い点も教えてください。
希望であったとにかく明るい家というのが叶いました。
外観は南欧風で白っぽい外壁でまだ新しい為に白さが際立ち、家に帰って来たときに楽しい気持ちになります。
内装も白にこだわってキッチンは白、壁やカーテンはクリーム色、フローリングは桧色、天井も標準の2m40cmではなく、2m60cmにしてもらい、窓も大きくしてもらったのでとても明るいです。
三井ホームは内装がとても上品でかわいいと思います。
グレードを上げると追加で別途とられるハウスメーカーもありますが、標準でとてもいい物が付いているために、企画で金額が決まっていましたが、自分で特注のものが使いたいとお願いしたもの以外はほぼ変えることはなく、別途追加金額が少なかったです。
三井ホームは思いのほか自由がきき、棚をなくしてもらって下地をいれてもらったり、カーテンも照明も自分で用意し、外構工事や解体工事も安い所でやる為に三井ホームは断ったのですが、嫌な顔をせずに了承してくれました。
営業マンのアドバイスが的確だったのも良い点で、フローリングの種類やキッチンの蛇口の種類などこれにしてよかったと思う物の大半が営業マンが進めてくれたものでした。
私の好みを理解してくれて提案してくれた事はありがたかったです。
三井ホームのシュシュの思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。
キッチン中心で間取りを考え、金額を抑えるために坪数を小さくしたので、玄関が狭かったり、トイレが狭かったりと最初はとても後悔しました。
もう少し大きければと思う事もありますが、留まる事がほとんどない場所なので、今は納得して住んでいます。
スイッチやコンセントなどの電気設備は今でも後悔しています。
スイッチは1か所でつけたり消したりできるようにした為に、スイッチに名前が書いてあるものの数が多すぎて迷います。
→コンセント増設は新築に必要?オプション費用の相場と4つの注意点
全部をまとめてしまったために、キッチンの作業台の上など手元でつけたい場所の照明をつけるために少し歩かないといけなく不便です。
LDKがワンフロアでアイランドキッチンの為、どこからでもキッチンにはいけますが、結局そのスイッチの場所に行ってからキッチンに立たなければけないのはとても後悔しています。
また、コンセントは家具の位置を考えて設置しなかった場所もあり、ベットを置くと隠れてしまったり、高さを考えていなかったためにテレビ台を置くとテレビ台の上からコンセントが半分見えているという中途半端な位置にしてしまいました。
また、照明器具の位置を現場で移動したのもあり、それに合わせて移動さないといけなかったものができておらず、ずれた感じになってしまったので、しっかり見ておけばよかったと後悔しています。
これから三井ホームのシュシュを購入する方へ
間取りは後悔しても変える事が出来ないので、コスト削減には間取りで行うのではなく、後でも変えられるカーテンや照明、造り付けの棚や食器棚などをランクの低い物にしたり、やめたりするのが良いと思います。
そしてコンセントやスイッチは多くの方が後悔する場所だと思います。
私もそう思ってしっかり考えたつもりでしたが、間取りを決めた後に電気設備を決めるので集中力が途切れました。
最後はまぁいいやで済ませてしまったことが結局後悔することとなりました。
ご自分が持っている家具や、自分が動くであろう動線はしっかり見て考える事をおすすめします。
慣れない作業で喧嘩もするし、疲れてしまう事もあるかと思いますが、最後まで気を抜かない事が後悔のない住宅に近づられるのだと思います。
多くの方は設備仕様ではなく、間取りや構造でコストカットをしてしまう方が多いのです。
体験談のいう通りで、設備や仕様は後からでも変えられるので、コストカットをするならまずは仕様と設備から抑えたほうが良いでしょう。
水回りの導線は一番気をつけないとダメですね。
三井ホームのシュシュの評判ってどうなの?
三井ホームのシュシュに外観を南国ベースを元に「チャーム・クール・ドレッシー・キュート」の4種類あります。
それぞれ窓や設備に使われている仕様が異なりますので、購入者の生活スタイルに応じて選択することができます。
上記の体験談でも営業の提案力が良いとありましたが、それ以外の口コミも見てみるとこんな結果が
ココがポイント
☑営業力の提案力が高くても満足している。
☑女性目線で女性が好む間取りや仕様に設定されている。
☑プランの打ち合わせは営業ベースではなく、インテリアコーディネーターと設計も同行してくれるのでスムーズ
☑男性には可愛すぎて、抵抗がある(完全女性特化)
☑半企画なのに坪単価が高いから、だったら別のフリープランで建てた方がいい。
上記の体験談同様に営業自体にに提案力があり、設計なども打ち合わせに同行してくれます。
いい家が建てられたという満足している意見もあれば、半企画の自由設計なのに、坪単価が75万円と高いのでだったら別の会社の注文住宅を建てるという意見も・・・
私自身も70万円も坪単価に出すのであれば、一条工務店のi-smartの坪(60万)で建てるかもしれません。
半企画なのに高いのがデメリットかな。
→一条工務店のi-smartに防音対策はある?購入体験談と音漏れの3つの防音性能とは
三井ホームのシュシュの半企画型住宅(自由設計)は吹き抜け・ロフトなどはすべてオプション費ので注意
企画型住宅(間取りなどの制約がある)自由設計は完全な注文住宅とは異なります。
多くの企画型住宅(建売など)は間取りなどがある程度自由だからと言って、ロフトや吹き抜けを取り付けようとすると、坪単価以外にもオプション費用として50万~70万円ほど別途費用が必要になるので要注意です。場合によってはNGってことも。
建物の坪単価が安くなる分、この辺の制約が厳しくなります。
詳しくは自由設計はどこまで?デメリットを知らずに注文するなら建売を買うべきって話をご覧ください。
土地目的で中古住宅を購入する際の注意点
土地目的で中古物件を購入する際の注意点ですが、立地重視で選ぶのはもちろんの事、間違っても木造以外の住宅を選ばないようにしましょう。
更に欲を言えば昭和47年以降の新築物件にしてください。(ここは大丈夫だと思うが)
木造以外のRC造の建物を選ぶと、解体費が木造の倍以上はかかります。30坪の木造が120万円で済むところが、250万円まで跳ね上がります。
その他土地の法令上の制限(防火地域・高低差・埋蔵文化財)など多くに該当する土地だと、建て替え時に余計な費用がかかってしまいます。
再建築の際に必要最低限の解体費以外に余計な出費が招かないような土地が購入できれば、建て替え予定として購入した土地としてはベストですので、土地目的で購入する際は「土地選びで後悔したくない!土地選びで失敗しない為の12のチェックポイント」でご紹介しているポイントを押さえて購入するのが良いでしょう。
注文住宅の失敗者がなぜ後を絶えない?失敗者と成功者の家探しの行動の差とは
すべてのハウスメーカーの広告・住宅展示場で良いことばかり謳っているの、こんなはずじゃ無かった!と失敗者が後を絶ちません。
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注文住宅で成功するためには、住宅展示場に行く前のあるたった1つの行動が重要になってきます。