家を建てると、駐車場に雨よけの為の屋根(カーポート)がほしいなって思う人が多く、カーポートは新築戸建てのオプションのおすすめは?アンケート結果のランキングTOP10で調査した結果、取り付けた後に後悔している人がいないというコスパが高いオプション工事の一つです。
ただカーポートを設置するにはベストタイミングがあるってご存知でしょうか?
カーポートをつける人は、ほぼすべての人が初めて取り付ける人ばかりだと思いますので、ベストタイミングどころか、費用相場などを知らない方も多いかと思います。
今回はカーポートの費用相場・選ぶポイント及び同じカーポートを取り付けるのでも5万以上安くなる3つの方法をご紹介させていただきます。
カーポートを取り付けるタイミングが変わるだけで、3万~4万円ぐらいはあっという間に総額が変わります。
5万という数字は決して大げさな数字ではなく、むしろ控えめぐらいの数字なので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
カーポートの費用相場はいくら?
カーポートの相場は取り付け内容によりますが、25万~40万円ぐらいが相場になります。
ここまでに開きがあるのは、取り付ける内容によって金額がかなり前後する為。
カーポートの費用が変わるポイントとしては3つあります。
ココがポイント
☑柱の数(片側か両側か)取り付ける面積(1台用か2台用か)
☑屋根の材質・カラー(UVカットなのか?それ以外か)
☑雪の重みに耐えられるかの強度を表すのを20cm(一般用)~100㎝(豪雪地帯)ようで値段がかわる)
主にこの3つが関係してきます。
柱の数は言えば強度に関するもので、当然ですが柱が2本タイプより4本タイプの方が強度はありますが、費用が高いと、駐車場の間口が10㎝ほど狭くなるというデメリットがあります。
取り付ける物件によっては車庫スペースが2.5m程度しかない家もあるので、その場合は2本タイプの方が良いケースもあります。
屋根の材質もUVカットのものは費用が3万程度値段がアップします(経験値より)紫外線を気にしている人は、屋根の上の材質を変更したほうが良いかもしれません。
そして、意外と忘れられがちな3つ目の雪の重みに対しての強度です。
雪が降らないとされる一般地域では、20㎝程度の重みまでなら耐えられる仕様がカーポートの標準ではありますが、ここ最近の異常気象により、一般地域でも20㎝以上の雪が降ることも珍しくなく、一般地域でも50㎝程度の強度にする方もいらっしゃいました。
もちろん強度を高めるとその分費用も割り増しになります。
個人的にお勧めなカーポートはLIXILのこの2つの商品ですね。
逆にフーゴは基本的なカーポートに関するオプション工事を行うことは可能なため、一番無難な商品
同じカーポート取付でも総額が安くなる3つのポイント
カーポート設置の発注は外構工事が始まる前に行うこと!
カーポート設置の工事において一番邪魔なのは、柱を建てる場所にコンクリートが打たれていること一番の邪魔になり、更にはコンクリートを撤去し・コンクリート処分する無駄な工程が2つ増えてしまいます。
よってカーポートは外構工事と同時に行うのがいいです。ベストタイミングといえるでしょう。
車庫に土間コンクリートを打つ前に、柱を設置しておけば、柱設置後に土間コンクリートを打つので、土間コンクリートを撤去して処分するという無駄な工程を行わずに済みます。
費用的に言えば、コンクリートを撤去・処分に費用事体にはそこまで費用が掛からないものの、撤去・処分をしてくれる職人さんの人件費日当2万円程度が余分にかかります。
ここのタイミングをしっかり合わせるだけで同じ商品でもすでに2万円安くすることができます。
尚、カーポートの発注・商品到着までには10日前後かかる為、外構工事まじかにすぐにやりたい!といっても残念ながら対応することは不可能に近いでしょう。
外構工事をストップできるならいいのかもしれませんが、その分の費用が請求されなくもない上、完成スケジュールを遅らせることになることから、ハウスメーカー・売主に却下されることになります。
結果、完成後の工事となり、コンクリート撤去・処分費の2万円前後高い費用での取り付けになりますので、カーポートに関しては早めに取り付けるか否かを判断したほうが良いでしょう。
カーポート設置のベストタイミングは完了検査が終わった後に施工すること(これ必須)
カーポートの取り付けるベストタイミングは外構工事と同時といいましたが、1つだけ注意しなければならないことがあります。
それは完了検査の存在です。
建築確認を申請する際、カーポートを車庫につけた設計審査を行っていないので、カーポートをつけた後に完了検査を行うと、カーポートがついていることで、申請時とは違う物件として取り扱われてしまうのです。
結果完了検査が下りず、引き渡しすらできなくなります。
一般的な方法は、費用を支払って建築確認の変更申請を行う(見積もりにその費用が入っている)のです。
しかし変更料で1万~2万円取られるのは非常にもったいない話なので、ここでは完了検査が終わった後に取り付けるという方法をおすすめします。
外構工事が終わっていない段階で完了検査が受けられるものなの?と疑問に思うかもしれません。
しかし、実は完了検査は主に建物の検査になるので、建物の完成及び、玄関ポーチのタイル張りが終われば完了検査に申込することは可能です。
完全に工事が終わってからの完了検査を行うハウスメーカーがあれば、完了検査の時期を早めてもらうように依頼しましょう。
完了検査が通れば引き渡し及び決済(ローンが実行)ができますから、オプション工事を取り付けようが勝手です。
カーポートでわざわざ完了検査の変更をする必要がありません。
同じ商品で相見積もりで5万は変わる!?カーポート専門業者に依頼する。(体験談あり)
上記の方法でもすでに3万~4万円近く総額を安くすることができますが、一番節約効果があるのは、取り付け費用やカーポートを提供する費用が安いカーポート専門業者を相見積もりで見つける方法です。
売主・ハウスメーカーにカーポート取り付けを依頼すると、商品販売しているメーカーの間に業者が多くいる為、中間マージンを多くとられてしまい、結果費用が高くなってしまうという残念な結果になってしまいます。
一般的なのはこんな感じ。
しかし、世の中にはカーポートだけを取り扱う専門会社も存在します。カーポート専門業者に依頼するメリットは3つあります。
ココがおすすめ
☑設置から発注まですべて一貫して行える(中間マージンがないor少ない)
☑カーポート専門なので、通常では受け付けられない工事や提案などを見積ベースで依頼できる。
☑カーポートの施工のみなので発注量が多く、大量発注によりメーカーより安く仕入れすることができる。
ハウスメーカーで依頼すると、残念ながらハウスメーカーが取り付けるわけではなく、ハウスメーカーが抱えている下請け業者(取り付け専用)、さらに下請け業者が抱えているカーポート専門店(発注用)に依頼し、それぞれの利益分余計に取られてしまいます。
一方で、カーポート専門業者に依頼すれば、少なくともハウスメーカーや、下請け業者の利益分を支払わずに済みます。
そしてカーポート専門業者は、メーカーから大量発注にて安く仕入れができるという点も忘れてはいけないポイントになります。
単純に商品代が2万円安くなれば、仮に業者に1万分の利益を乗っけられたとしても、1万は総額で安くなります。
私が(売主業者)が、過去にカーポートを取り付けの見積もりを工務店などに依頼したときの金額が28万円だったのに対して、お客様が別にカーポートの専門業者の見積もりをとったら21万程度と7万円も安かったことがあります。
(上記の2つを満たさないも30万円は超えてしまいます。)
結局不動産取引も仲介会社を挟むと手数料がとられること同様に、カーポート設置も、間の業者をいかに省けるかが安くするポイントになるのです。
でもそんな業者を見つける方法がわからないし、時間がないっていう人は次の方法があります。
忙しい人でも全国300社からカーポートの相見積もりをたった3分で無料で行える方法とは?
仕事が忙しかったり、いちいち数社の見積もりを電話問い合わせするのがめんどくさいと思っている人にお勧めしたいのが、累計113万人も使っているタウンライフのネット一括見積もり問い合わせです。もちろん無料。
このサービスでは、カーポートの見積もり依頼はもちろんの事、カーポートの以外のエクステリア(目隠しフェンス・人感照明・カザスキー・植栽設置)など外構に関する見積もりをたった3分で行うことができます。
具体的には、個人情報記入及び、希望条件を書き込むだけ。希望条件をより具体的(土地の広さ・間口・設置位置の希望・設置希望日)を書くことでより、より具体的な外構プランをもらうことができます。
建売住宅の場合は、外構が決められているので、カーポートの設置見積もりぐらいしかできませんが、それでもカーポートの相見積もりには使える上、いろんな提案が受けられるので、売主に依頼するよりは確実に安くなるでしょう。
元売主業者で働いていた私がいってますから、間違えないっす。
ハウスメーカーでの購入の場合は、ハウスメーカーで依頼する外構は高くなりがち。(特に利用してほしい)
注文住宅で外構費が高くて、失敗した人や、最悪は資金が足りず外構が完成せずに引渡しをしてしまった人もいるので、私の寄せられる住宅体験談にもあるので、外構専門会社の見積もりだけはしておくべきです。
50万~100万円ぐらいの総額が安くなります。
逆に、相見積もりをしていないお客様に対しては、相場を知らない相手に業者がわざわざ安い金額を提示する必要もないので10万円以上高くなります。☜コレ真実
唯一上げるデメリットとしては、メールが業者から来ることぐらい。
見積もりをみて、気に入った業者に連絡して、アポイントと取って打ち合わせをすればいいだけなので、安い業者を見つけるだけでなく、特に注文住宅を買うは、時間がない人でも相見積もりが簡単にできるのでおすすめです。
まとめ
ココがポイント
☑カーポートをつけるベストタイミングは、外構工事と同時期に取り付けること。完成後にカーポートを後付けすると、土間コンクリートを撤去・処分する人件費2万程度高くなる。
☑カーポートをつけたまま完了検査は通らない。その為、完了検査が終わった直後に取り付けすることで、建築確認変更費用が節約できる。尚、完了検査は玄関ポーチができれば完了検査が行える。
☑カーポート専門業者と売主・ハウスメーカー経由の見積もりでは同じ商品でも5万円以上費用が変わることはよくある話。専門業者は大量発注によるコストダウン及び、中間マージンがすくないから。
住宅業界には相場はあって無いようなものです。
依頼する人の知識や相見積もりの有無によって値段がかなり変わります。
知らない人にとっては相場を高めに話しておいて、少し安めに提示すればそれだけで契約できますので、結果数万は高く出されていることに気づかない方も残念ながら一定数はいるのです。
この記事をここまで読んでいただいたあなたには、ぜひタウンライフの一括問い合わせで相見積もりを行って、通常の相場よりも安くカーポートを取り付けてもらえればうれしいです。