前回は一建設の建売の評判はどう?購入体験談と値引きで安く購入する方法3選にて飯田産業グループの一建設の購入体験談を頂きましたが、今回も注文住宅ではなく、コストパフォーマンスで一建設の建売を購入された購入体験談です。
一建設の物件は、元建売業者の私も一建設の物件は立地もよく、コスパが高い物件だなって思います。
一建設が、どの部分でコストパフォーマンスが高いと思い購入した体験談と、一建設のコストパフォーマンスの高い3つの理由・仲介手数料無料で購入する裏技をご紹介させて頂きます。
一建設の購入体験談ではなく、コストパフォーマンス高さ・仲介手数料無料の方法が知りたい方は、下記の目次の「購入体験談から学ぶ一建設の建売がコスパの良い3つの理由」からご覧ください。
Contents
購入エリア(都道府県だけで結構です。)ご家族構成・希望条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
東京都の三多摩地域に分譲していた建売住宅を購入しました。
購入時の家族構成は入籍したばかりの私と妻の二人。
①近隣とのスペースが大きい
②庭が広い
③閑静である
④予算は2500万以下の価格の家
⑤駅や役所に近い立地
⑥駐車スペースは二台分
⑦4LDKである事
上記の条件にて不動産業者に探してもらいました。
資金計画については購入当時の年収が約450万でしたので、フラット35を組み、銀行の審査が比較的にすんなり通りました。
住宅ローンの利用については150万程多めに融資してもらい、オール電化費用に回しました。
参照:火災保険のオール電化割引が廃止って本当?割引がまだある会社を徹底調査
一建設と契約した決め手・特徴を教えてください。
ハウスメーカーは飯田産業グループの一建設(株)です。
契約した決め手はズバリ希望条件が合致したのが理由ですが、その中でも飯田グループホールディングスは特にコストパフォーマンスが高く、高品質である為、このハウスメーカーを選定しました。
飯田ホールディングスの家はローコストハウスを提供した先駆的なパワービルダーとして有名です。
建売分譲に強みを持ち、スケールメリットを活かして建築コストを徹底的に省くことにより独自開発した規格型注文住宅が可能なハウスメーカーです。
戸建購入をして良かった点とは?一建設の良い点も教えてください。
一建設は値段の割に建物もしっかりしているだけでなく、アフターサービスもよく、コストパフォーマンスが高い家だと感じております。
戸建てを購入して良かった点を以下に掲げます。
[box class="glay_box" title="一建設で購入して良かった点"]
・騒音を気にしなくて良い
・二階建てに出来る分、床面積が広い
・庭・ガレージがもてる
・増改築・建て替えが自由にできる(建築基準法等の範囲内で)
・建物が古くなっても土地の価値が残る
・土地を資産として子どもに引き継げる
・管理費・修繕積立金・駐車場代が不要になる事が挙げられます。
[/box]
広い庭でバーベキューをしたりバイクや車の整備が出来る事も良い点であると思います。
但し、近隣住民との友好関係が築けている事が大前提です。
建物を見てから決めることができるのもメリットになると考えます。
建物がすでに完成しているケースでは、実物を見て暮らすイメージを持ってから購入することができます。
購入したハウスメーカーの一建設(株)さんは支店が比較的に多く、クレームがあった時は迅速に対応してくれます。
建売住宅を購入して間もなく、子供が授かり家族4人になり、今までの3DKのアパートで生活していたらと考えると中々想像がつきません。
戸建住宅購入時の思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。
注文住宅ではない為、外観や間取りを選べない事がデメリットであると考えます。
自分たちが思い描く家をそのまま形にしたいと考えている人には、最大のデメリットです。
基本的に、建売住宅は、建築前・途中だとしても建物の間取りやデザインを変更することはできません。
販売戸数が多い分譲地であれば自分たちにぴったりの建物を見つけられる可能性もありますが、家の細部まで強いイメージがある場合は、100%思い通りの家を見つけるのは難しいかもしれません。
また工事の経過を見ることが出来ない事も不安要素になると考えます。
すでに完成後の家を購入するため、家が建てられる経過を見ることができません。
実際に入居する人がいない状態での施工になるため、信頼できる施工主でなければ安心できないかもしれません。
土地の広さが確定している分譲住宅の場合、「庭をもう少し広くしたい(狭くしたい)」などの要望を通すことは困難です。
そのため、購入する際は土地の広さをあらかじめ確認しておくことが大切だと考えます。
購入する前は気が付きませんでしたが、日中帯の日当たりはとても重要です。
『ここにもう一枚窓があれば日当たりが良いのに』と言う場面が良く感じられます。
これから戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
戸建を購入する事は、人に寄りますが人生で最大の買い物であると考えます。
注文住宅を購入しない限り、『自分に見合った最高の家』が完成しないと思いますが、それでも生活して行く中で『設計ミス』は出てくると思います。
私は『注文住宅』に対しての憧れはありませんでしたので、コストパフォーマンスの高い建売住宅を選定しました。
実際に生活をしてみないと見えない部分が多いと思いますが、構造変更が出来るのも戸建の強みだと思います。
強いこだわりとある程度の妥協がないと、中々理想の家は見つからないと思います。
資金作りは基より、近隣住民との友好関係を構築する事もとても重要だと考えます。
購入体験談から学ぶ一建設の建売がコスパの良い3つの理由
ココがポイント
☑年間5,000棟以上建てる一建設!建築資材の大量発注により1棟当たりの単価を下げている
☑スケールメリット・資金力を使い大型分譲地を相場の70%~80%程度で仕入れができるので立地の良い土地が安い。
☑一建設は年間5,000棟以上も設計しているプロ。多方面で考えられない素人の間取りより使いやすい
1つずつ解説していきます。
年間5,000棟以上建てる一建設!建築資材の大量発注により1棟当たりの単価を下げている
大手飯田グループの一建設の2階建て(30坪)の建物原価は900万~1000万行かない行かない程度と言われております。
この金額をみて、なんだ安い家なんだな・・・・って思う人が殆どでは無いのでしょうか?
人によっては販売価格を見てぼったくれるって思うかもしれません。
しかし、ほかの会社が一建設の仕様で、1000万円で2階建てを建てろって言うとまず無理!
ほかの会社であれば、一建設の仕様で2階建てを建てるのであれば最低でも1200万~1300万円は掛かります。
この差額の正体は、大量発注による1棟当たりの建築資材のコストダウンによるものです。(企業努力)
一建設が属する飯田グループは年間4万棟以上の物件を建築しているパワービルダー!
一方で年間20棟ぐらいしか施工しない会社であれば当然発注量が異なりますから、大量発注ができる飯田グループの方が1件当たりの単価は下がります。
これって注文住宅でも当てはまっていて、あなたの注文通りに建ててくれる家と聞くと、非常に耳障りの良い言葉に聞こえて特別感があるかと思います。
その特別感=大量発注などのコストダウンは一切できないって事。(ブランド料)
メーカー定価で購入するしかありません。
一方で大量発注ができる建売住宅の場合は、注文住宅と同仕様を購入しても、注文住宅を建てる人に比べて安く収まりますが、そこまで高性能の設備にする必要も無いので、必要最低限の仕様で更に総額が安くなるような仕様にします。
必要最低限の仕様で大量発注でかなりお求めやすくと言うのが建売業者の基本戦略です。
一建設は多くの顧客のニーズに必要最低限の設備大量仕入れして、安く提供する。
チープなど物足りなさは人によって感じるかもしれませんが、構造もしっかりしている家を安く購入出来るのはコスパがいいって行っても良いのではないのでしょうか?
スケールメリット・資金力を使い大型分譲地を相場の70%~80%程度で仕入れができるので立地の良い土地が安い。
個人が相続で手に入れた200坪~1000坪ぐらいの馬鹿でかい土地を中心に一建設は安く購入しております。
ここに建売業者が土地を安く仕入れするトリックがあります。
個人が1つの馬鹿でかい土地を何億だして購入出来る人は数えるほどしかおらず、お客様いない土地・広くて利用するのが難しい土地は安くないと売れません。
そのため買い取り業者に安くして購入して貰う必要があるのです。
個人も土地を分割して販売すれば良いじゃん!って意見もあるでしょうが、個人が売主で土地を分割して販売する為には、宅建業の免許がないと分割販売は出来ないのです。
だから個人は1つの馬鹿でかい土地を分割せずに売りしかないわけです。
その結果、一建設は個人の土地売買と違ってスケールメリット・資金力を使い相場の70%程度で仕入れることが出来ます。
一建設は年間5,000棟以上も設計しているプロ。多方面で考えられない素人の間取りより使いやすい
忘れられがちなのが、注文住宅の間取りプランは購入者=素人のこだわりがつまった家=住んでみて使いにくい家だったりもします。
例えば
ココがポイント
・日当たりだけを重視してしまい、窓を多めに付けたら、住んでみたら近隣住民の外からの視線が気になった
・リビングの広く設定しすぎた結果、ほかの部屋が狭くなり寝室が使いづらい
・収納スペースは沢山合った方が良いと考え、無駄にスペースを取ってしまい中途半端に大きい収納が多い。
・ドアの向き(引き戸・開き戸)や開け方によって、家具が入らなかった・・
などなど。こだわりの条件を満たすために、ほか要素を犠牲にした間取りにしがちなのです。
設計士もアドバイスをしてくれると思いますが、お金を払う購入者の意思を無視してまで自分の意見を押し通そうとはしません。
結果拘り抜いた間取りはできあがりますが、実際使ってみて導線が悪かったり、部屋が狭い・リビングこんなに広くなくても良かった・・など後悔してしまうケースが後を絶たないわけです。
実際、新築戸建てのデザインに拘り窓の配置で失敗した体験談から学ぶ3つの対策【カヤノ購入体験談】で紹介している方が、デザインを拘り過ぎて窓を付けず家の中が乾燥しやすい(風を引く)などの失敗談も・・・
一方で一建設はプロが企画している(室内の風量・採光)などをPCで計算しているわけなので、このような失敗はないわけです。
また、設計士は建物も見てきている人間なので、建売は良くも悪くも個性の無い万人受けする間取りで設計されます。
万人受けする間取りと言うことは、あなたにとっても使いやすい間取りである可能性が非常に高い。
しかも、未完成で想像しかできなかった注文住宅とは違い、実際に間取りの現物をみて選べるわけですから、気づく点も多く間取り面では注文住宅よりも失敗しにメリットの1つ。
注文住宅を建てる人にオススメしたいのは、一建設などの飯田グループの間取りを見て、気づいた点を注文住宅の間取りプランに取り入れるのは参考になると思います。
一建設は直売りは一切行っていない。一建設の建売を仲介手数料無料で購入する方法とは
一建設は自らの物件の自社販売を行いません。よって一建設の物件は仲介会社経由でしか購入できない為、仲介手数料が必要になるということになります。
一建設は仲介手数料を業者に支払い、販売を委託することで無駄な広告費や販売コストを払わずにコストカットができることから販売価格を抑えているというメリットがあります。よって物件価格は多くの建売に比べてかなり安いです。
しかし仲介手数料を払うということは3,000万円の物件を購入すれば、100万円以上の手数料を負担しなければならないことになります。
この手数料を払わずに一建設の物件を購入する方法が、飯田ホームトレードセンターを経由して購入することです。
飯田ホームトレードセンターとは、飯田産業の販売部隊の子会社であり、飯田ホールディングスの建売住宅(一建設も含む)物件は仲介手数料無料で販売から決済までの仲介を行ってくれます。
飯田ホームトレードは、一建設から手数料をもらえるので、購入者から手数料をもらえなくても利益があります。
それに加えて、飯田ホールディングスの売り上げは上がりますから、飯田ホームトレードも購入者もwin-winの関係になるってわけですね。
ほかの不動産屋から購入すると、当たり前のように手数料がとられてしまいますから、飯田ホームトレードを経由したほうが非常にお得ですよ。
参照:売主経由の建売は購入可能?仲介会社泣かせの売主物件の3つの探し方を元建売屋が解説
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多くの建売業者が用地仕入れをする際、仲介会社の紹介で土地を購入している手前、契約した仲介会社にしか取り扱いができない物件として販売します。(専任媒介:コレが未公開物件)
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