注文住宅で家を建てるぞ!ってハウスメーカーを回るのと同時に行わなければいけないのが土地探しですよね?
この土地探しがとっても難しく、なかなか理想的な土地が見つからない、そもそもエリアによっては土地情報が全くないっていうことに陥ってしまい、土地探しは難しいイメージがあると思います。
とはいえ、土地を探さがいと家は建てられませんので探さなくてはなりません。
土地を探す期間も購入条件によって変わりますので人それぞれですが、ほかの注文住宅購入者がどれくらいの期間で土地が見つかったかというのはみんな気になるもの。
そこで今回は初めて土地を探す人に向けて、土地探しの目安期間を注文住宅購入者50人にアンケートを取ってきましたので、アンケート発表と合わせて3つのポイントを解説させていただきます。
Contents
注文住宅購入者50人に聞いてみた!土地探しにかかった平均期間
今回のアンケートはツイッターによるものではなく、ランサーズの選択式アンケートで注文住宅購入者50人分の調査を行いました。(実費です。)
まず土地探しにかかった時間について発表します。
注文住宅購入者50人による土地探しにかかった目安時間
1ヵ月以内:3人
3ヵ月以内:14人
半年以内:13人
1年以内:14人
3年以内:5人
それ以上:1人
グラフにするとこんな感じ。
このアンケートを見ると、3ヵ月以内と1年以内が14人と一番多く、1ヵ月以内はかなり少ない結果になりましたね。
そんなにすぐに土地が見つかったら不動産屋も苦労しませんから・・・
意外にも、1年以上~3年以内で探している人が5人もいたことに驚きです。よっぽど物件がなかったのか、妥協点が見つからなかったのかのどっちかですね。
特に、1年以上探せば土地の事について逆に詳しくなりすぎて、購入条件がより厳しくなり、家を購入すること自体フェードアウトしがちです。
ではこの50人の方は、どんな方法で土地を探したのでしょうか?そこもアンケートを取ってみましたので、ご紹介いたします。
土地探しで一番役に立った情報源はどれ?
土地探しで一番役に立った媒体を調査したらこんな結果になりました。
土地探しで一番役に立った媒体は何?
不動産屋から紹介・メール情報 :20人
ハウスメーカーの紹介・メール情報:19人
SUUMO・ホームズなどのネット広告: 11人
グラフにするとこんな感じ。
驚いたのが、SUUMOやホームズなどのネット情報を一番頼りにしている人が少なかったってことです。
建売住宅の場合は、感覚ですが8割型はネット広告を重視していると思われますが、注文住宅はネット広告よりも、ハウスメーカーの方・不動産屋の方の担当者による情報を重視していることがわかりますね。
やっぱりネットに載る情報は、元々高い物件で、未公開時に売れなかった物件が多いですから、購入者側もこの事情を感覚的にとらえているのかなって思いました。
最終的にどこの情報で土地で契約した?
面白かったのはこれ、最終的にどこの情報経由で土地を契約したか?ですね。
結果はこうなりました。
最終的に契約した土地探しの方法
不動産屋から紹介・メール情報 :23人
ハウスメーカーの紹介・メール情報:20人
SUUMO・ホームズなどの広告 :7人
グラフにするとこんな感じ。
土地探しで重要視していた情報源から契約するものって思っておりましたが、実際アンケートで見てみると、ハウスメーカーの情報を重要視していた19人から、最終的に契約したのは20人に増えております。不動産屋も20人から23人に増加。
一方で、やっぱりネットは11人から7人まで減少しているんです。
しかも後に解説しますが、面白いことに同じ人のアンケートで重要視していた情報源と=契約した情報源というのが7割程度で、最終的に違う情報源を契約した人が3割もいたのが驚き・・・
最終的には偏ったアンケート結果ではなく、まあ無難な回答結果になってしまいましたが、集計していた時の一番の驚きでした。
これら3つのアンケート結果から分かった3つのポイントをご紹介します。
注文住宅購入者50人に調査して分かった3つの事
土地探しの平均期間は半年以内で6割・1年以内で約9割決まっている。
土地探しの平均期間は半年以内で約6割・1年以内で9割以上の人が土地を決めて契約をしております。
半年以内で30/50・1年以内で44/50と約6割と9割ですね。
1年以上も土地を探そうとすると、せっかくの仕事休みの週末が、毎週のように土地探しをする時間を取らないといけなかったり、土地を見すぎて、不動産屋か!?っていうような内容まで気にし始めたら決まるものもどんどん決まんなくなってきます。
最終的に時間をかけすぎると、土地探し疲れたってなってします。現に「土地探し 疲れた」って結構検索されているんですよ(笑)
理想的な土地を見つけるのが1番重要なんですが、100点満点の土地はありません。
ある程度の合格ラインに達した物件を見つけたのであれば、多少妥協してでも土地を契約することをお勧めします。
半年を目途に土地探しをするのがよろしいかと思います。
ネット経由で一生懸命探しても、見つからず最終的には、不動産屋・ハウスメーカーに依頼している
今の時代ネットで物件の6割~7割程度を探すことができるようになりましたが、6割~7割に該当する土地情報の中には、注文住宅購入者が購入したい土地を見つける難しいんだなって今回のアンケート結果でより確信的になりました。
特に注文住宅購入者は、建物にお金がかかってしまうので、土地価格に予算がつぎ込めません。
そのため妥協前提の土地探しになるのですが、それでもできるだけ条件を満たした土地を探すためには、土地を探すプロである不動産屋・不動産屋と付き合いのあるハウスメーカーの人の手を借りて探すのが一般的なようです。
最終的には人次第ってことですかね。
ネット・ハウスメーカーの情報を頼ったが、最終的に不動産屋で契約している人が多い。
たった50人で思うかもしれませんが、アンケート集計時にハウスメーカー・ネットの情報を頼りにしていた人が、最終的に不動産屋の情報で契約したって人が多かったんです。
おそらく理由は2つ挙げられます。
最終的に不動産屋の情報で契約する理由
☑ネット問い合わせをした物件を担当する不動産屋の独自情報で契約した。(専任取得案件・他)
☑ハウスメーカーが土地情報を持っている不動産屋を紹介し、契約した。
この2つだと思うんですよ。
なぜなら、注文住宅の土地探しをハウスメーカーに依頼するデメリットを元不動産屋が解説でお伝えした通り、不動産屋に嫌われるハウスメーカーにはまず土地情報は流れません(笑)
せいぜいアットホームに掲載されている情報のみでしょう。
昔私が営業力UPの為に、住宅営業マンのシブヤシステムさんの情報商材を買ったことがあるのですが、そこには住宅営業マンが土地を紹介するのではなく、不動産屋が土地を紹介する流れを作ったほうが良いと書かれておりました。
住宅営業マンはあくまでも家を建てる提案をするプロです。土地を探すプロではないです。
土地探しはプロの不動産屋に任せるために、住宅営業マンは土地情報を持っている不動産屋と仲良くすることで、不動産屋にお客様を紹介して土地の契約・住宅営業マンは建物で契約を取るっていうwin-winの流れを作れる営業マンの方が、住宅購入者からしてみると、ありがたい住宅営業マンですね。
毎日探しているのに好条件の物件・土地が無いの理由がある!決して表に出ない未公開物件を貰う方法
SUUMOやホームズなどのネットサイトで、毎日物件を探しているけど・・・
「同じ物件ばっかり!」
「物件数が少ない!・良い物件が無いよ・・・」
と悩んでいませんか?
あなたが探している良い条件の物件・土地情報は、不動産業界ならではのある重要なことを無視しているスーモやホームズでもなかなか見つからないのが現状です。
その一方、あなたの知らないところで好条件の未公開物件を検討し、好条件の物件を購入している人を知りたくありませんか?
ほかの注文住宅購入者の先輩方の意見は参考になりましたか?
ただ漠然とダラダラ探していたら、見つかる土地も見つからなりますので、半年間だけは集中して探してみるっていうのも1つの手です。