新築戸建てに防水パンは不要?防水パンのメリット・デメリット4選

新築戸建ての多くは、洗濯機の下に敷くであろう防水パンは標準装備ではありません。注文住宅・建売もオプションで取り付ける必要があります。

 

住宅業界では、最初から防水パンがないのが普通なのですが、多くの人はそうは思っておりません。

 

マンションや賃貸住宅に住んでいる人にとって見れば、防水パンがぐらい標準装備にしろよって思っている人がほとんどじゃないでしょうか?

 

実際多くのお客様より、防水パンの件でいろいろ相談がありました。

 

では、なぜ防水パンの件で問い合わせがあるにも関わらず、建売をはじめ新築戸建てには防水パンが最初から標準装備ではないのでしょうか?

 

今回は新築戸建てに防水パンが付いていない理由と合わせて、防水パンのメリット・デメリットを解説させていただきます。

 

新築戸建てに防水パンがない(付けない)理由は【設置した防水パンが購入者の洗濯機が入らないを防ぐため】

 

新築戸建てで防水パンを取り付けない理由は、ずばりハウスメーカーが取り付けた防水パンに、購入者が所有している洗濯機が入らない・・買い替える必要があるというのを防ぐためです

 

昔の洗濯機は縦型の横に大きくない洗濯機が多く、防水パンが入らないということは無かったのですが、近年ドラム式洗濯機(横型)を所有している人が多く、ドラム式だと防水パンに入らないということが多発しております。

 

ドラム式に防水パンに取り付けて失敗した、残念な防水パンの写真はコチラ・・・

「ドラム式 防水パン 入らない」の画像検索結果

出典:https://akkikkikki.exblog.jp/10212871/

防水パンの内枠の有効幅は縦64㎝×横64㎝タイプです。

 

横幅が64㎝以上のドラム式を選ぶと、防水パンに収まりきらず、画像のように足場を設ける必要があります。

 

新居に引っ越ししたのに、足場が手作り感万歳でちょっと見栄えが悪いですよね・・・

 

折角買った家なのに、防水パンに洗濯機が入らないっていうクレームが来ても困ります。

 

それであれば最初から防水パンを取り付けず、購入者が防水パンを後から取り付けるか、防水パンを付けずに洗濯機を直置きするかのどちらかを選択してもらうのが新築戸建てのスタイル。

 

新築戸建ては防水パンは不要?洗濯機を直置きしても大丈夫なの?

結論から言うと、直置きしてもOKです。あってもなくても洗濯はできます。

経験値ベースになりますが、10人中8人が直置きでした。

 

防水パンがあると、洗濯機が入らないだけではなく、防水パンをおくことで掃除がしにくい・隙間ができるなどの使いにくさから、直置きをされる方が多いようです。

 

では床材自体は水につよいのか?

 

賃貸などとは違い、新築戸建ての洗面所に利用している床材は、水濡れに対して配慮した耐水性の床材です。

 

水をあまり使わない洋室の床材と違い、水をたくさん使う洗面所・トイレの床材については耐水性の床材が基本。

 

水が床にこぼれた程度では、床の表面が濡れるだけで床材が濡れることは無いんですね。

 

その秘密としては、ほかの床材と違いシート加工をしております。表面上のシートが水を防いでくれます。

 

前職で販売していた建売の洗面化粧台の床材は大建さんの【ハピアフロア】を使ってました。

 

床にも対策されており、配置・掃除などのメンテナンスのしやすさから、直置きしている人が多いのです。

 

防水性ではなく、あくまでも耐水性です。

水たまりをずっと放置したままにしておくと、本体の床材に染みわたってしまいますから、水たまりがあったらすぐに拭くようにしましょう。

 

防水パンを取り付ける2つのメリット

 

防水パンを取り付ける2つのメリット

☑水漏れした際の被害を最小限に防いでくれる。(床材腐食リスクを減らせる)

☑洗濯機の振動を軽減できる・防振ゴムを挟んで利用すると効果が大きくなる。

 

水漏れした際の被害を最小限に防いでくれる。(床材腐食リスクを減らせる)

 

防水パンを取り付ける理由は、洗濯機と排水溝のトラブルによる水漏れの被害を最小限に抑える為が最大のメリットでしょう。

新築戸建てで使用されている床材は防水性ではありません。

 

水たまりになっている時間が長ければ長いほど、床本体に浸水している可能性も出てきます。

 

すぐに水漏れしていることに気が付けば、水たまりの場所を拭き取れば問題ないでしょう。

 

しかし、洗濯機の水漏れトラブルを、仕事で気が付くのが遅くなった場合だって考えられますよね?

 

結果、気が付いた時には、床本体に浸水していたってことも可能性としては0じゃないんです。

 

もし防水パンがあれば、水漏れの受け皿になってくれるので、直置きに比べて水漏れ時の被害を最小限に食い止めることができたでしょう。

 

ずっと放置していると下記のような画像になりますので、防水パンが絶対に欲しいって思っている人は取り付けたほうが無難です。

「床 水 腐る」の画像検索結果

出典:家仲間コム

洗濯機の振動を軽減できる・防振ゴムを挟んで利用すると効果が大きくなる。

 

防水パンのメリットは水漏れの受け皿だけではありません。洗濯機の回す振動を軽減できるというメリットもあります。

 

なぜマンションに防水パンが必ずついているかというと、下の階への雨漏りを防ぐというのもありますが、上の階の洗濯機の振動を減らす為でもあるので、マンションと防水パンは相性が非常にいいんですね。

 

戸建て住宅では、3階建ての2階水回り物件、LDKが2階にある2階建てで、洗面所の下に階に部屋がある場面では大活躍します。

 

ドラム式で洗濯をするのであれば、寝室に振動音で寝れなくなるというのを防ぐためにも防水パンを取り付けるのはいかがでしょうか?

 

防水パンと洗濯機の間に防振ゴムを取り付けると更に効果は絶大です。

防振ゴムであれば、1,500円以下で購入ができ、天然ゴム製の10倍振動を防ぐニューしずかをお勧めします。(防水パンを取り付けるなら購入して損なし。)

防水パンを取り付ける2つのデメリット。

 

防水パンを取り付ける2つのデメリット。

☑防水パンが邪魔で排水溝の掃除がしにくくなる。

☑洗濯機を防水パンのサイズで選ぶ必要がある。

防水パンが邪魔で排水溝の掃除がしにくくなる。

 

防水パンを取り付けると、防水パンを取り付けない直置きと比べて掃除がしにくくなるといわれております。

 

ただこれにも解決策がありまして、洗濯機を底上げすることで、洗濯機と防水パンの隙間ができるので直置き変わらないぐらいに掃除をすることが簡単になります。

「防水パン 防振ゴム」の画像検索結果

出典:https://www.markn.org/blog/2014/12/WashingMachine-Raising.html

洗濯機を底上げってってもどうやればいいかわからないんですけど・・・・?

 

ご安心ください。すでに洗濯機を底上げできるタイプの防水パンがありまして、防水パンを利用するのであれば、このタイプを利用することを強くお勧めします。

四方の角に洗濯機の足を乗せるだけですので、角の高さ分隙間が空きますから、隙間から排水溝を掃除することが可能ですよね?

 

でも高さが出せる防水パンってことはわかるけど、角に乗せている洗濯機の足は振動で落ちたりしないの?安定性が悪そうって心配するかもしれません。

 

そんなときの為に、先ほどの防振ゴムを取り付けるべきなんですね。

 

防振ゴムを取り付ければ、洗濯機の振動を抑えることができますから、防音だけではなく、防水パンのから洗濯機が落ちるっていう心配もなくなります。

 

上記の防水パンと合わせて、防振ゴムのニューしずかをセットで購入することをお勧めします。

 

すでに防水パンを購入してしまい、かさ上げをどうやればいいのって思っている人にはコチラがお勧め。

このかさ上げ台には、すでに防振ゴムが組み込まれておりますから、かさ上げ台を買うだけで洗濯機のそこを簡単に上げられるのでお勧めですよ。

洗濯機を防水パンのサイズで選ぶ必要がある。

 

そう上記でもお伝えした通り、防水パンにはサイズがあり、サイズをミスるとすでに所有しているor購入した洗濯機が防水パンに入らないという悲惨なことに・・・

 

防水パンが入らない場合は、上記の洗濯機かさ上げ台を防水パンの外において、無理やり高さを合わせる羽目になりますが、見栄えがよろしくありません。

 

洗濯機を購入する前に、防水パン内枠部分の寸法(殆どが縦横64㎝タイプ)を図り、購入する洗濯機が64㎝よりも大きいタイプである場合は、防水パンを変更してもらうようにしましょう。

 

防水パンがやっぱりほしい!取り付け費用はいくらかかる?(ハウスメーカーに依頼するのはお勧めできない)

 

新築戸建てでは防水パンを標準装備にしているところは殆どありません。オプション工事でもいいから取り付けてほしいと依頼される場合があります。

ただこれはお勧めしません。

 

なぜなら防水パン自体3,000円以内に売っているものに対して、取り付け費が3万以上かかるから

しかも、殆ど人件費です。

 

1万~2万程度だったら、ハウスメーカーに依頼したほうがいいかもしれませんね。

もし、防水パン以外に設置を予定しているオプション工事があれば、リフォーム専門業者に依頼したほうが安くなるでしょう。

 

まとめ

 

新築戸建てに防水パンが無いのは普通?防水パンのメリット・デメリット4選 まとめ

☑新築戸建てで防水パンが標準装備でない理由は、購入する人の洗濯機のサイズがわからないから。勝手に設置して洗濯機が入らない(特にドラム)ってなると、クレームにつながるリスクを避けるため。

☑新築戸建てで洗濯機を直置きしている人は多い。現在の戸建てでは耐水性の床材を利用しているため、水にぬれたからといってすぐに床本体に浸水するわけではないのが理由。

☑防水パンを取り付けるメリットは「浸水被害を最小限に防ぐ」と「振動を減らし騒音を減らす」の2点!ハウスメーカーに依頼すると3万円ぐらいかかるので、専門業者に依頼したほうが安くてお得。

 

元住宅営業マンの大月

東京都内の狭い物件を販売していたからかもしれませんが、洗濯機の寸法で失敗している人はかなり多く見かけました。

防水パンを取り付ける際は、購入する洗濯機の寸法を事前に図ること・掃除のしやすさを考えて底上げタイプを強くお勧めします。

新築工事の人気のオプション工事については、新築戸建てのオプションのおすすめは?アンケート結果のランキングTOP10をご覧ください。

 

元住宅営業マンの大月

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