住宅ローン本審査が長引いてローン条項までに間に合わない時の対処法

本審査を行う時は、すでに不動産売買契約を売主とかわしている段階で行います。

本審査をいつまでに通さないといけないかというと、設定したローン特約によって決まります。

ローン特約とは、簡単に言うと借り入れ予定の銀行の本審査がNGになった時は白紙解約にできる特約です。

ローン特約が使える期間は、契約時に決まっておりますので、その期間までに本審査の結果を出すのが必須。

 

本審査NGになって解約したとしても、ローン特約によって渡した手付金が返金され、当然損害賠償請求もされません。(厳密に言えば、印紙代は失います。)

しかし、銀行の忙しさ・あなたの審査内容などによって本審査が長引くことで、当初に予定が期間から大幅にずれ込む場合があります。

もし本審査が当初に定めたローン特約の期間内に間に合わなかったらどうなるのでしょうか?

間に合わないと分かった段階で、不安になられるかと思います。

今回は、本審査が長引いてローン特約までに間に合わないと分かった時の対処法について解説していきます。

 

ローン条項までに本審査の承認が間に合わなかった時の2つの対処法。

 

ローン条項までに本審査の承認が間に合わなかった時の2つの対処法

☑売主にお願いしてローン特約の日程を延ばしてもらう。

☑ローン特約を使って解約する。

1つずつ解説していきます。

 

その1:売主にお願いしてローン特約の日程を延ばしてもらう。(重要。)

 

住宅ローンの本審査が間に合わない場合に取るべき対処は2つしかありません。

売主にお願いして、ローン特約の期間を延ばしてもらうということです。

売主からしても、ローン特約に間に合わないからといっていちいち解約していたら、お客様を逃すことにもなるし、2時間以上かけて行った契約の手続きが無駄になるので、期間を延ばしてくれる売主がほとんどです。

ただし1ヵ月伸ばせというのは無理な話で、せいぜい1週間です。

 

覚書(念書)をかわして、ローン特約を延ばす形になります。買主・売主・仲介会社の印鑑が必要です。

もし1週間以内でローン本審査が通らなければ、解約することになります。

売主も土地に対して融資を受けて事業を行っている手前、決済が伸びることで返済期限が伸び、それによる利息がかかるので、

もたもたしていられないのが本音です。

その物件が売れる物件であれば、あなたと解約して、すぐにでも決済ができそうな方に変更するっていうことも考えます。

ーンの本審査がいつにまでに承認が下りるかを、不動産屋(仲介会社経由)から銀行に確認してもらい、その期間をもって売主に延長の依頼をするのが一般的な流れです。

自分でローン審査を行う場合は、自分で銀行に確認して、早く承認してもらうように交渉します。(ネット銀行だと厳しかも・・・)

1週間以上まだかかるという場合は、売主に交渉するしかありません。

交渉結果NGになると、次に紹介する方法を利用することになります。

 

その2:ローン特約を使って解約する。

ローン特約は、定めた期間内に承認が得られなければ白紙解約できる特約です。

もし特約期間を過ぎた後に、本審査がNGだった場合は、ローン特約を使えずに、手付解約か、売主が履行着手していれば、違約金として売買代金の最大20%を支払わなければなりません。

買主の立場からすると、これだけは絶対に避けなければいけません。

 

上記の方法で売主がローン特約の日程を伸ばしてくれず、本審査が間に合わないとわかった段階で、解約の準備をする必要があります。

解約するのにも解約合意書や、売主は契約締結時に渡した手付金の準備があるので、その日に解約することはできません。

ローン特約を使って解約するときに必要な持ち物は以下の通りです。

ローン特約を使って解約する際に必要なもの

☑契約時に押印した印鑑

手付金を渡した際の領収書

売主に手付金を返金してもらう際には、領収書と交換する形になります。

もし手付金を渡した際の領収書を無くしてしまった場合は、自分で領収書を作成し、領収書には印紙が必要があります。

手付金の額が100万円以下で200円、200万円以下で400円の印紙を作った領収書に貼って、手付金と交換して返金してもらいましょう。

ローンがNGだったのに、不動産屋と連絡が付かない場合は、払った手付金は返ってこない?引渡し前に不動産屋が廃業時の対処法を参考に手付金を取り戻ししましょう。

 

200件以上契約業務をやってわかった!本審査が間に合わないとならない為のローン条項の設定する基準は、都市銀行の場合は最低2週間・フラット35は1ヵ月

 

これから不動産契約をする人に知ってもらいたいと思って書きます。

多くの仲介会社や売主はローン特約をめちゃめちゃ短く設定する癖があります。当然早く決済したいので売主の気持ちはわかります。

しかし、2018年現在、暴対法による警察の審査の影響で本審査が長引く傾向にあるので、ローン特約を1週間で設定するのは無理な話です。

 

最低でも2週間はローン特約を設けないと、大体間に合わないなと感じております。

現に私もローン特約を1週間で設定したせいで3回ぐらい失敗しております。

都市銀行の本審査は審査開始から2週間かかるとこもあるので、契約終了後にすぐに本審査を依頼しないと、ローン特約の2週間でも間に合わないかもしれません。

この辺は売主・仲介会社・買主の都合に合わせて設定する必要がありますが、買主の書類を書く手続きや、課税証明書取得の時期によってはローン特約をもう1週間プラスして考える必要があると感じてます。

もし契約書のローン期間がめちゃめちゃ短かったら、質問して延ばしてもらえるように交渉してみてはいかがでしょうか?

 

依頼する不動産屋が大丈夫といえば、それまでなんですが、おそらく大丈夫じゃない場合がほとんどかと・・・・

ローン特約の期間は最低でも2週間は欲しいですね。

契約前に重要事項説明の内容を下記記事にて、ある程度把握しておくとベストです。

新築契約前の重要事項説明書は難しい?中学生でもわかるように解説【重説まとめ】

 

まとめ

 

住宅ローン本審査が長引いてローン条項までに間に合わない時の対処法 まとめ

☑ローン特約が間に合わないときの対処法は2つ「売主に覚書にてローン特約を延ばしてもらう」「ローン特約期限内に解約する」のどちらかのみ。

ローン特約が間に合わないと分かった時は、いつ承認が下りるかを銀行に確認して、売主に相談すること。

☑ローン特約の期間は最低でも2週間は必要。フラット35の場合は1ヵ月!

1週間と定めているところはおそらく間に合わない。

元住宅営業マンの大月

住宅ローンの本審査が長引くことは、銀行・保証会社の忙しさによっては良くある話です。

ローン条項に間に合わないとわかったら、すぐに不動産屋に相談することをお勧めします。

住宅は一生懸命値引きするのに、なぜ住宅ローンにはこだわらないのでしょうか?

建売住宅・注文住宅問わずほぼすべての人が値引き交渉するのに、

なぜ住宅ローンに関して、最も良い条件にこだわらないのでしょうか?

「忙しいからローンは不動産屋に任せる」

「審査が難しいし、厳しい?」

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住宅ローンの金利が0.1%違う、保証料の条件によって総額が何十万も変わってしまいます。

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元住宅営業マンの大月

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