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家購入前の予備知識・契約後から引き渡しまで

新築戸建てのテレビ工事はアンテナ・ケーブル・光のどれが良い?【結論は○○】

投稿日:2018年9月9日 更新日:

新築戸建ては引っ越ししたらテレビが見れると思っている方が、私の接客経験上いらっしゃいましたが、残念ながら引っ越しをしても何も工事をしなければ一生テレビを見ることが出来ません。

なぜなら、新築戸建ての建築時に建物内のテレビ配線は行っているものの、実際に外から建物に電波を受信するアンテナ・ケーブル・光などの工事を一切行っていないから。

当たり前の話なのですが、お客によってアンテナが良かったり、光が良かったりするので、業者・建築側で勝手に引き込むことはありません。(マンションは後からの工事が大変なので最初から引き込む)

 

テレビに関する費用はすべて買主負担になります。

 

そしてテレビ工事には「アンテナ・ケーブル・光」の3種類の工事方法がありますが、どれがベストかというと何にも特段こだわりや条件がないのであれば、黙ってケーブルテレビを選ぶことを最初の結論とします。

なぜケーブルテレビがオススメなのか?今回の記事ではそれぞれの取り付け相場・メリット・デメリットを踏まえて解説させて頂きます。

 

初期費用が一番高いアンテナ工事

アンテナ工事の初期費用は3種類の工事の中では一番高く、相場でいうと8万~15万円の間で工事が行われます。

アンテナ工事のメリット

アンテナ工事の最大のメリットは、一度取り付けさえしてしまえば、テレビを見るのに基本料金がかからない。つまりランニングコストが0円になります。

光やケーブルなどを契約すると、毎月のランニングコストが5,000円~8,000円かかることから取り付けから1年ほどたつと、総額でみてもアンテナ工事が一番安くなるのが特徴です。

但しあくまでのテレビだけの話になりますので、インターネットを別途で契約したいということになると、光・ケーブルを別で契約する必要があります。

 

アンテナ工事のデメリット

 

アンテナ工事のデメリットは3つあり、1つ目がインターネットを利用することが出来ないってこと。

よってネットで調べ事をするのはスマホだけで十分って方や、スカパーや映画などは一切見ませんよって人でないとアンテナ工事はデメリットでしかありません。

 

2つ目のデメリットは、アンテナを取り付ける立地が電波が弱ければアンテナをつけてもテレビが見られないってこと。

物件購入時の契約前に電波の強さなどを調べることはありませんので、もし引っ越し後に電波が届かないエリアで、アンテナをつけようとしても、アンテナが取り付けられないという事態に発展します。

私は1度も体験したことがありませんが、知り合いの仲介会社さんの方が担当したときはめちゃくちゃ大変だったそうです。結局ケーブルテレビにやり替えたそう。

つまり、場所によってはアンテナが一切使えない。(近くに高い建物・山などがある場合は注意)

 

3つ目は台風などの強風に弱いということ。

アンテナは屋根の上につけるタイプが主流なので、台風などによってアンテナが飛ばされる危険性があったりします。

当然台風によってアンテナが飛ばされてしまえばテレビは見れなくなる上、そのアンテナがほかの人に危害を加えてしまったらその責任を負わなければなりません。

台風対策として、壁付けタイプのアンテナを使用する人も増えておりますが、屋根に取り付けるタイプに比べて電波の受信が難しくなるというデメリットがあります。

元不動産屋:秋 だい

アンテナはテレビだけしか見ませんよ!という強い希望がない限りあまりお勧めはできません。

電波の強弱に左右されるうえ、台風などの自然災害のリスクも大きいからです。

 

すべてがオールマイティのケーブルテレビ

ケーブルテレビの特徴は、固定電話・TV・インターネットはもちろんの事、TVの限ってはBSなどの映画チャンネルなどを見ることができます。

料金の相場はJCOMで月々5,600円~始めることができます。初期費用については大体キャンペーンで0円になることがほとんど。

 

ケーブルテレビのメリット

ケーブルテレビはテレビや固定電話をはじめとして、インターネットが月5,000円台から使用することができるというのが大きなポイントです。

アンテナの場合は初期費用に8万~15万円かけてもテレビだけしか見れないので、インターネットを利用する為には新たに契約をしなければなりません。しかもその金額はTV・固定電話を含んだ額と変わらないのです。

 

ケーブルテレビを最初っから契約することで、実質インターネットだけの料金でテレビ・固定電話を利用することができるパック割りがかなりお得なわけです。

忘れてはいけないのがキャッシュバック制度で、初期費用が0円になるだけではなく、利用する会社によっては2万~4万円程度の商品券をもらうことができます。

 

ケーブルテレビのデメリット

 

オールマイティゆえに特化したサービスがありません。残念ながらケーブルテレビのインターネット回線の速度は、光のダウンロードで8倍程度・アップロードでは3倍以上の時間がかかる。(速度が遅い)という弱点があります。

趣味でパソコンによる検索・ネットショッピングを使うとかいう人であれば、ケーブルテレビの速度で十分なのですが、ネットで仕事をする人(ユーチューバー・プロブロガー)やYouTubeをいっぱい見る人・オンラインゲームでガンシューティングで速度に左右されるゲームなどを楽しんでいる人はケーブルテレビはおすすめできません。

 

また、インターネットだけしか使わないと言っても、ケーブルテレビは名前故、テレビ無しのプランがほとんどありません。(JCOMではあります。)

テレビを見ないのに、テレビ分の料金も取られていると考えると、割高感があります。

 

インターネットの速度に特化した光

光の初期費用もケーブルテレビ同様に0円のところがほとんどです。月々の料金はプランにプロバイダ料金を入れると6,000円台~7,000円と若干ケーブルテレビよりも高めですが、その分ネット速度の爆速です。

光のメリット

光のメリットはなんといってもネットの速度が速いって事。素晴らしいですね。

一般的にはダウンロードで8倍・アップロードで3倍ほどケーブルテレビテレビよりも早いといわれている光回線ですが、最近の光で一番早いNUROと比較すると・・・

 

NTTやKDDIやJCOMでは上り・下り100Mbps程度(ネットの速度を表す)がほとんどですが、(上りはデータを送信・下りはデータを受信)NUROは最大で2GMbqs(2000mbqs)なので、最大20倍以上の速度の差があるわけです。

 

オンラインゲームなどをやる人は、NUROでやった方が快適に楽しめるでしょう。

更に、光は各携帯会社から販売されているプランの為、同じ機種の光回線を利用することで、ケーブルテレビ並みの割引を受けることができます。

 

光のデメリット

 

光のデメリットは3つ。

まず最初は料金が割引制度が使えないと、基本料金が高く解約手続きが面倒になるということです。

つまり解約リスクが高い。

光を利用する際は基本的に携帯会社と同様の光回線を利用するので、料金が割安になるのですが、携帯会社を変えるなどといった場合、光回線の契約内容によっては解約できず、機種変更による割引が使えない月々の料金を支払い続けなければならないというデメリットがあります。

 

2つ目のデメリットは、初期費用は掛からないものの、それはコンセントが光に対応しているコンセントがあればの話です。

光専用のコンセントが必要になる場合、新築戸建てのほとんどには光回線のコンセントは追加工事扱いになりますので、別途1万円程度の費用がかかります。

 

3つ目のデメリットは、光回線が対応しているエリアでないと光が使えない。再現性が低いってことです。戸建てを購入するエリアによってはそもそも光のサービスを全く行っていなければ、光を利用することすらできないのです。

一方のケーブルテレビは電柱にケーブル会社のボックスがあれば速攻で付けることは可能な故、たとえなくても電力会社の工事によって2カ月~3カ月後には設置することができるのです。(サービスの安定性が高い)

 

PCもあまり使わないのであれば、安くてオールマイティのケーブルテレビがオススメ

 

基本的にPCも使わず、オンラインゲームもやらない・Wi-Fiも最低限度で良いのであれば、料金も安く・ネットを利用する程度の価格でテレビ・固定電話が利用でき、映画などの専門チャンネルが見れるケーブルテレビがオススメです。

私個人的にテレビは見ない上、ネットでの仕事をしているので、光を使いたいという願望がありますが、一般家庭ではテレビで1日1時間以上は見る上、子育てに専門チャンネルのディズニー関連を見せておきたい少しでも思うのであれば、割高な光を使用せずに、ケーブルテレビで十分でしょう。

そしてケーブルテレビは建売業者と提携を結んでいることが多く、特別料金で使えたりします。

私も不動産営業マン時代にJCOMさんと業務提携などを結んで特別プランを販売する分譲地などがありました。

 

光にもあるかもしれませんが・・少なくても私は聞いたことがないです。

はっきり言って正規料金の8割程度で利用できるのでかなり安いですよ。ケーブルテレビには分譲地によってはこんなサービスがあったりします。

結論!

こだわりがないならテレビはケーブルテレビ1択!

以上。

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それくらいすごい会社ですし、個人的に売り買いのどっちの取引でもお世話になりました。

私の実務経験上でも紹介される用地案件が多く、ネットに載せない住友不動産販売のみで扱う案件も多いので必ず1回は問合せしておいた方が良いです。

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