住宅ローン審査は年収や勤続年数が高ければ。住宅ローンが通ると思われがちですが、実はそれだけではなく、あなたが働いている業界・職種によっては年収が高くても住宅ローン一発NGという業種もあるというのはご存知でしょうか?
私が不動産営業マン時代にまず最初に確認していたのは、年収よりも職種でした。
なぜなら職種によってローンが通る通らないがある程度わかってしまう為。
結論から言うと、35年間もローンの返済期限がある為、その年の年収よりも職種の安定性(収入の安定性)を最も重視するということになります。
今回は、住宅ローンが通らない・通りずらい職種ベスト3位を発表させて頂きます。
ココに注意
今回の話は自営業やアルバイトというような内容は入れておりません。あくまでも職種について解説します。
これから紹介する職種+自営業だった場合は、住宅ローンが超ベリーハードモードになるということをご承知ください。
Contents
住宅ローンが通らない・通りずらい職種ベスト3位とは?
第3位:不動産屋・美容師
第3位は不動産屋・美容師です。不動産屋というのは不動産や住宅ローンに関して精通しているので、以外かも思われるかもしれませんが銀行員からしてみると評価は高くありません。
この2つの業界に関して共通しているのが「歩合制」という結果主義によって収入が決まります。
つまり毎年貰える年収が結果によって変動するので収入源が安定しておりません。
銀行はいくら年収が高くても次の年にはがくんと下がるなどの職種にはかなり厳しくみます。
銀行はその年の年収よりも35年間同じ年収の人の方が好みます。
歩合制の会社では、銀行の審査によっては確定申告書3期分を求められる場合があり、年収の増減が激しい場合、3期分の年収を合計し、3年で割った平均の年収で計算するところもあれば、平均年収の80%でしか見てくれないところもあります。
歩合制の会社の場合は、本来借り入れできる額からかなり低めで見られる場合があるので、審査基準が異なる複数の銀行で一番条件の合うベストな銀行を選ぶ必要があるでしょう。

美容師の方は基本年収が低い場合が多いので、80%でみられているケースが多くありました。
ちなみに不動産投資を行う場合、不動産投資ローンでは不動産会社に勤めているひとは、転売する可能性なども見られることから、かなり不利になると聞いたことがあります。
ご参考までに。
第2位:土木関係・とび職等
第2位が土木関係・とび職などの建築業界に関する職種です。(設計などを除く)
とび職や土木関係の職種は収入が歩合制でなく、「日給制」か「固定給」なので、年収は安定しておりますが、1つだけ大きな弱点があります。
ケガのリスクが大きく、働けなくなる可能性が大=収入減になることです。
どんなに気をつけていても、ケガをするリスクが0になるということはあり得ません。
もし仕事でケガをしてしまい、長期間の入院や休養が必要になる場合は、労災が下ります。
労災ではケガをして休養してから4日目~最大1年半まで給料の80%まで支払われる為、1年半は収入が0になることはありません。しかし、収入が減るリスクがあることから、いくら収入があっても評価としては年収の80%程度でしか見られないでしょう。
その為、本来借り入れできる額の80%以内の物件を探す必要があります。健康リスクに関しては下記の記事でご紹介してます。
病気で住宅ローンが払えない!家を購入後の健康リスクと6つの対策法
第1位:タクシードライバー・トラックの運転手
第1位はトラックの運転手やタクシードライバーです。
これは圧倒的なんですよ実は・・・
不動産会社によっては、タクシードライバーやトラックの運転手ってわかったら、接客をやめろという不動産屋があるぐらいです。
これらに共通しているのは、運転免許証が免停・剥奪されたら=収入0だからです。
労災もくそもありません。失業保険が出ても最大で66%までしか出ません。しかも期間が短い。
しかも運が悪く、雇用保険に入っていない会社もあります。(私の前に会社がそう)その場合は正真正銘無収入になります。
トラックの運転手とかって、年収700万オーバーで素晴らしい方が多いのですが、運転免許所は簡単に減点されてしまいほかの免許に比べて、免停・剥奪リスク高すぎます。
銀行からしてみれば途中で払えませんってなってしまうのは困るので、トラックの運転手というだけで取り扱い不可という都市銀行もあったりします。
男の子の小学生のなりたい職業ランキング上位は基本的にローンが通らない職種ばっかりという現実
自分も小さい頃は自動車のビデオばかり見ていたので、絶対にトラックの運転手になるって小さいことに思っていたものです。そんな職種が一番ローンが通らないとか(笑)。
現実は厳しい。
今の子供の将来になりたい職種が気になったので、調べてみると、まあ住宅ローンが通らない職種ばっか(笑)
まずサッカー選手・野球選手・バスケット選手はローンが通りません。
この方々は基本現金一括で家を買うのが一般的です。(夢があります。)
更にここ最近、ヒカキン・はじめしゃちょうー・恭一郎などで有名なユーチューバーもローンは厳しい。これも芸能人と同じで、人気によって年収が左右される=収入が安定しないわけです。よってプロブロガー・アフィリエイターも同じ。
住宅ローンだけを通すと考えるなら、基本的には長期間安定した収入がある業種を選ぶべきです。
まあ現実的な話ですから、子供のうちは大きな夢を見たほうが良いのでしょう。
銀行・保証会社によっては国家資格を持っていれば、住宅ローンでプラスになることもある。
上記の職種は住宅ローンが厳しく見られるのは紛れもない真実なのですが、銀行や保証会社によっては、保有している資格を評価して審査をプラスに見てくれる銀行があります。(大光銀行のかんそうしんなど)
仮に今の仕事ができなかったとしても、国家資格があれば別の会社に就職することは容易い=収入が安定しやすいと評価されるようになります。
トラックの運転手の場合は、運転免許証以外に宅建・電気工事士などの資格があれば、最悪はほかの業種に就職できる可能性があるとみなされるので、何もないトラックの運転手よりも審査が通りやすくなるのです。
よって1つの銀行のローン審査でダメだったからと言ってあきらめる必要はありません。
銀行によってはローン審査基準が異なりますから、上記の職種だからと言ってあきらめる必要はないのです。お勧めなのが、累計3万人以上利用している、たった20分で最大6銀行のネット一括借り審査が無料でできる住宅本舗で審査をすることで、条件にある一番安い銀行を見つけることができるのです。
まとめ
ココがポイント
☑住宅ローンが通らない職種ベスト3位は「不動産屋・美容師」「土木関係」「トラックの運転手」になる。
☑上記の職種で共通しているのは、年収が安定していないこと。住宅ローンは年収の多さよりも安定性を重視する
☑銀行によっては保有している資格・審査方法によって、審査が通ることもあるので複数の銀行の審査は必須。
住宅ローンの審査方法は約55の方法があるといわれております。よって上記の職種でもローンが通常通りに審査するよっていう銀行もあることは確かです。
ただ1つ1つ足を運んで、申込書を書くのは現実的ではありませんから、住宅本舗によるネット一括申込で、審査をしてみるのがオススメです。
基本的に借金があるなどの特別な事情がなければ、あきらめずに探せばどこかしらは貸してくれる銀行がありますので、あきらめずに探してみてはいかがでしょうか?
同じ保証額で総額10万安くする火災保険のカラクリとは?
火災保険は保険金・プランがすべて同じなら保険料がどこも一緒だと思って居ませんか?
もし同じだと思って居るのであれば、あなたの保険料は更に安くなる可能性が非常に高いです。
火災保険の仕組み上、同じ保険会社で同じ保証料・同じプランで申込をしても、申込する物件のエリアで保険料が変わるってご存じでしたでしょうか?
もし不動産会社経由で見積もりを取っていたり、火災保険を調べる時間がないって思って居る人は、知らない間に高い火災保険で契約させられるってことも・・
なぜなら火災保険の金額を決める6つの要素の内、3つは各保険会社システムの強み・弱みによって、保険料が大きく変わるのですが、不動産会社などの見積もりではそこまで深く関与して見積もりを取ることはないからです。
あなたの物件のエリア・物件の特徴を生かした割引を使用すれば、同じ保証でも総額が10万円変わる事も珍しくありません。
火災保険を10万円安くするカラクリを知りたい方はコチラ>>