今回頂いたのは、大阪に本社を構える「カメヤグローバル株式会社」のFC(フランチャイズ店)に加盟するカトランハウスの条件付き売地を購入した体験談です。
条件付き売地(フリープラン)=建売です。
そして、この購入体験談は建売のフリープランの注意点である「白紙解約」にて余計な手数料を払うことになって失敗しております。
カトランの評判をe戸建てなどで見てみると・・・
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カトランで建てた友人の家に行ってみたことがあるけど高級感はなかったですね。そこそこの家といったところか、でも、確かに値段は安い。
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カトランを2年前に見学しました。施工方法は タマホームとよく似た施工方法だったように記憶してます。
はっきりいって 無難な家です。
マニュアルがしっかりしてるみたいなんで 品質のばらつきは思ったほどではないような感じです。
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など、カトランFCは軸組工法(在来工法)のローコストに特化に特化している会社と見えます。
今回はカトランハウスの条件付き売地のフリープランを購入した体験談から学ぶフリープランのたった1つの注意点をご紹介させていただきます。
Contents
ご家族構成・希望条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
宮城県にて4人家族、社宅住まいで一戸建てを希望しました。
住宅への希望は、庭もある程度の広さを確保したい、眺めの良い場所などです。
住宅ローンは利用希望で、毎月がキツクならないローン額、頭金は大きく入れる、という設定で考えていました。
そしてボーナス払いの設定はせず、その時に貯金を引いて、可能な額を繰り上げ返済に回すスタイルでやっていこうということになりました。
間取りに関しては、一階に小さめの和室を一つ希望していました。
参照:新築戸建ての間取りに和室は必要?後悔する前に知りたい6つのメリット・デメリット
購入したハウスメーカー(分譲会社)名と契約した決め手・特徴を教えてください。
関西方面が本社の「カトランハウス」が、土地販売業者指定の分譲会社となっていました。
最終的には土地だけ購入し、建物はカトランハウスと直接契約で建てることになりましたが、カトランハウスに変わりはありませんでしたので、間取りなど決まっているものを参考にしつつ、自由設計をすることができたので助かりました。
参照:自由設計はどこまで?デメリットを知らずに注文するなら建売を買うべきって話
戸建購入をして良かった点とは?購入したハウスメーカーの良い点も教えてください。
庭ができたので、子どもが走り回れますし、ガーデニングも一年を通して楽しむことが出来ています。
カトランハウスは一階の天井高が通常よりも20cm高いため、開放感が違います。
また、メーターモジュール工法ですので、将来家の中で車椅子を使うことになった場合でも安心な点でメリットを感じました。
また、戸建てでは駐車場スペースも作ることができ、車両を二台所有している我が家は大変助かっています。
カトランハウスの提案するたくさんの間取りでは、駐車場の設置例も数多くあり、とても参考になりました。
また、キッチンの壁にあとで自作吊り棚を付けたいという希望も、内側にベニヤを設置してもらったりと、こちらの希望に沿ってくれました。
内装に関しても、こちらの抱いているイメージを具体的に掴むお手伝いもしていただき、膨大な試料の中から壁紙などの色味や素材を決めて行く作業も、比較的スムーズに進んだと思います。
システムキッチン、ユニットバス、水栓、換気扇、調理機器など、インテリアコーディネーターの方には大変お世話になりました。
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※カトランハウスの家の安さの秘密が、メーターモジュール工法にあります。
日本の家の設計図は91㎝(半間)間隔で行っており、1m資材を91㎝単位にプレカット(加工)する必要があります。(9㎝カット)
メーターモジュール工法は91㎝ではなく1mで家を建てる事で、9㎝分の加工をせずに済むだけでなく、加工費・処分費が掛からない+広いを実現できるという工法なのです。
この体験談でも車椅子が使いやすいって言っておりますが、これは間違えなくメーターモジュール工法の恩恵です。
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カトランハウスの思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。
建物条件付きで土地を販売していた業者とのやりとりで、間取りの希望がうまく伝わらず、最終的には一度白紙解約をしました。
最終的にはカトランさんから土地のみ購入することになりましたが、その際に時間を要したため、エクストラで手数料を取られることになったのが失敗点でした。
初めての家造りということで、大変勉強になりました。
カトランハウス自体は気に入っていましたので、カトランハウスとの直接契約で家を建てることに考えを改め、気持ちを切り替えてやっていけたのは良かったと思います。
間取りで失敗したと思ったのは、リビング内の螺旋状リビング階段にしたため、二階の階段上スペースが無駄になってしまったことです。
一階も二階も、階段を中心にぐるりと周ることが出来る周回スタイルとなり、便利なのは確かですが、その分収納スペースに回せる部分が少なくなりました。
戸建住宅のメリットは、自分の思うままに収納スペースも作れることですので、そこをもっと生かすべきだったと後悔しています。
家事動線はかなり考えましたので、その点は納得がいくように出来ていますが、そこにキッチンや洗面スペースなどの収納ももっと増やしておくべきでした。
二階の廊下にも、納戸スペースが必要だったなと、生活をしてみて気が付きました。
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立地が気に入ったけど、条件付き売地で土地購入を諦めようか迷っている人は
建築条件付売地の条件を外していた私が教える3つのポイントと費用の相場とは?を参考に交渉してみることをお薦めします。
上手くいけば建築条件を外せるかもしれません。
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これから戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
戸建は面する道路や方角で玄関の位置などが決定されてしまいます。
また、プライバシーを確保するための外構なども併せて最初から考えておくと良いです。
あまり間取りにこだわり過ぎず、各スペースの収納もしっかり確保しておくことをオススメします。
ガーデニングには興味の無い方もいるかとは思いますが、玄関先だけでも緑があるとぐっと雰囲気が出ます。
外玄関灯や表札、ポストも家の印象を左右する大事な要素ですので、じっくり探していって下さい。
玄関灯はセンサー付き自動点灯のものが節電にもなりベターです。床暖房もオススメです。
参照:床暖房はあとから設置できる?建築後のリフォーム費用と2つの注意点
条件付き売地のフリープランの注意点・一方的に解約すると「設計手数料」がとられてしまう事。
条件付き売地とハウスメーカーの同日契約では無い場合は、「白紙解約後の手数料」を確認することをお勧めします。
条件付き売地による自由設計(フリープラン)が行える期限は、打ち合わせは多くても3回程度で、そのたびに設計士が手間暇掛けてプラン図を修正してくれますが、あくまでも「建築条件付き売地の条件が成就する前提」の話
条件付き売地は契約したら3ヶ月以内に建築会社を決めなければなりません。
プランが気に入らないからと行って、やっぱり契約するのは辞めてしまい、白紙解約!ってやってしまうと、プランを立てた設計士はただ働きになってしまいますから、設計手数料を請求される事があります。
しかも建築条件付き売地で契約してしまった手前、建売として販売する期間に遅れが生じてしまうわけですから、解約したら手数料が掛からないって言うのはおかしな話な訳です。
どこの建売業者も設計手数料は請求するでしょう。
ハウスメーカーの中には、完全な自由設計ではなく、設計部門が2~3パターンを提示して、選んでもらうというスタイルもあります。
メリットとしてはプロが設計しているので、そこまで失敗作はないということですが、自分の思い通りに間取りを決めたいと思う人にとってはデメリットになるでしょう。
自由設計だからと言って、間取りが自由に選べるかというと、その建売業者次第ということになります。
[aside type="warning"]注意
多くの会社は、条件付き売地の契約と同日に建築会社の契約を行うのが一般的です。
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フリープランの間取りで失敗しない方法はトップハウスメーカーの間取りの相見積もりがお薦め
日当たりよい間取り・風通しが良い間取り・水回りの導線の確保・収納スペースの確保など・・・間取りに関して決めることは山積みです。
しかも全て重要な事で、失敗して後悔しているランキング上位に該当する内容です。
ですが、みんな知っていたのに、沢山の間取りの失敗談をこのブログに掲載しているほど多くの方が失敗しています。
なぜすでに知っている失敗理由なのに間取りの失敗者が続出してしまうのでしょうか?
実は答えは簡単でして・・・・・
「ハウスメーカーが最初に提示したプランだけをベースに間取り変更しているから」
これが答えです。
ハウスメーカーは最初にあなたの希望条件だけを聞いて、ラフ図を作成します。
設計図が出来上がると、そのプラン・提案内容をベースにして変更点(収納追加・部屋を狭くするor広くする・設備追加)など行うのが一般的です。
これは決して悪いことではありません。むしろ普通です。
ですが、書いた間取りがベースになるので、大きく変更して欲しい・違った提案って言うのは出来ないわけです。
※1からプランを設計するのは1回だけです。(複数回やると設計料がかかる)
悪く言えば「設計図を書いた設計士があなたの希望する条件の受け取り方によって、本人と希望する内容にずれが生じやすい」って事。
そして、知識が無く、判断する基準も無いので、住宅営業マン・設計士の言っているメリットが全て正しいと思いがちになってしまうからです。
選ぶ側から見ても情報量が多すぎる上に、メリットだけを開示してるので、間取りを設計する上で必要な短所が分かりづらいと言うのが問題なのです。
わざわざ「○○ハウス」の方が設計力があるとは言いません。自社のメリットだけを開示するにきまっております。
そのことを忘れてはいけません。
つまり依頼する1社で建物の打ち合わせをしていると、ハウスメーカーが最初に提示された建物プランを調整して希望条件にする合わせをするのですが、それでは最初に提示された建物プランありきで検討することになります。
どれも似たような間取りから、素人が間取りを変更しているだけに過ぎませんから、それは失敗する確率が高くなります。
それであればプロが水回り・近隣住民の窓の配置を考えて企画した建売を購入した方が間取りにおいては失敗しません。
せっかく注文住宅を建てるのであれば、複数のハウスメーカーからあなたの希望条件に該当する間取り・提案力を相見積もりすることを強くお薦めします。
勿論ハウスメーカーの間取りの相見積もりは、住宅展示場を回って資料を集めてくる訳ではありません。
それでは時間と手間がかかりすぎます。
お薦めなのは、たった3分で全国600社の中の複数のハウスメーカーから間取りプランを無料で問合せできるがタウンライフ家造りによる間取りプラン一括です。
このサービスのすごいところは、大手ハウスメーカー中には、誰もが聞いたことがあるダイワハウスや三井ホームなどの大手ハウスメーカー28社だけではなく、
地元企業の工務店・ハウスメーカーを入れて600社の中から購入したいエリアと予算をたったの3分で希望エリア・間取り・予算を登録するだけで、各社の間取りプランだけでなく、資金計画・家造り計画書を無料で届けてくれると言うところにあります。
家づくり計画書が届いたら、その各会社のオリジナル計画書から気になるハウスメーカーに問い合わせをすればOK。
各社から貰える家づくり計画書の中には、建物のプラン図やあなたの為の資金計画書を頂くことができます。
ここでポイントなのは、複数社の建物の間取りや設備を比較検討することができるってことです。
1社で建物の打ち合わせをしていると、ハウスメーカーが最初に提示された建物プランを調整して希望条件にする合わせをするのですが、それでは最初に提示された建物プランありきで検討することになります。
これでは理想の注文住宅の視野が狭くなってしまいます。
視野が狭くならないためには、複数社のプランや資金計画を比較検討し、その中で気に入ったプランのハウスメーカーと建物の打ち合わせをするのがベストなのです。
タウンライフ家造りも1つだけデメリットはあります。
それは問合せができるハウスメーカー600社もありますが、SUUMO・ホームズに比べて問合せ先が少ないって事。しかし、その代わりカタログだけではなく、資金計画の資料を貰えるのもタウンライフ家造りだけです。
プランだけでは意味がありません。
良いなって思っても予算オーバーのハウスメーカーだったら意味ありませんよね?
たった3分で入手できる複数社の間取りプラン・資金計画を参考に、あなたの理想の建物プランで家を建ててください。
最後にタウンライフ家づくりを利用する前のよくある質問Q&Aをご紹介します。
- タウンライフ家づくりを利用すると契約しないといけないのでしょうか?
- あくまでもタウンライフ家づくりは、ハウスメーカーの一括資料請求サイトに過ぎません。手元に届いた資料の中で気になるハウスメーカーが無ければ契約どころか、住宅展示場に行く必要もございません。
- 問い合わせに手間や時間がかかるんでは無いのか?
- 入力はたった3分程度でできます。
具体的に言えば、予算・所有している土地(購入前であれば希望の土地条件)・間取りの希望条件(4LDK以上!和室とリビングを繋げて欲しいなど・・)を記入しハウスメーカー選ぶだけです。
土地を所有している場合は、間口・字型・土地面積を具体的に書くことで、頂ける間取り図の正確さも増してきます。
- 本当にタダで物件情報をくれるの?本当はお金が掛かるんじゃ・・・
- 本当に無料なのでご安心ください。厳密に言えばハウスメーカーが広告費として負担しております。
1点が注意点として、無料のサービスなので、本人確認が取れなかったり、条件をいい加減に書いたりすると、イタズラと見なされてしまいがカタログ届かない場合もあります。
- 土地情報も貰えるって本当?
- タウンライフではタウンライフ家づくり以外にも不動産会社300社と提携しております。
毎日ように土地の査定依頼・販売依頼を受けている会社様を厳選した提携先なので、場合によっては未公開物件を紹介して貰えることも!
- 正直こういうところを利用するとしつこいんじゃ・・
- 私自身2度利用したことがありますが、本人確認の上、希望連絡をmailにして貰ったところ電話による連絡は無くなりました。
むしろ、ほかの見積もりサイトで利用した不動産屋からの電話が今のところたくさん来ております。
もし、タウンライフ家づくり経由のハウスメーカーがしつこかった場合は、タウンライフの担当者に伝えれば、あなたの代わりに連絡停止を伝えてくれます。
ただ本当に良い情報の場合は、mailの返信する前に決まってしまいますから、電話による連絡もあるかもしれません。
そのときは良い土地情報をくれる人だと思ってお付き合いした方が良いでしょう。
相手はプロですから、短所を上手く長所に変える営業トークも複数持っております。
ただそうは言っても、何千万円もする買い物なので、家族仲良く住む家をの間取りは拘りたいし、まして失敗だけはしたくない。
ならば、たった3分の入力でハウスメーカーのカタログだけじゃ無い、間取り図・資金計画を無料で貰えるタウンライフ家づくりを利用して、住宅展示場に行く前に知識武装をすることがハウスメーカー選び・間取りの失敗を避ける唯一の方法なのです。