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建売住宅・注文住宅・間取りのポイント

南向きの家の日当たりは間取りで決まる?日当良好の南道路に住む条件とは

投稿日:2018年4月25日 更新日:

新築戸建てを購入する方の多くは日当たりが良い物件で探しているので、日当たりの良い南道路を欲しがるのは当然だと思います。

しかし、

日当たりの良い南向きの物件を購入すれば、必ず日当たりの良い物件を購入できるかというと、そうではありません。

南道路に接している南向きの家なのにも関わらず、日当たりが悪く部屋の1箇所以外は真っ暗ってことだってあるんです。

南道路の物件を購入する場合、特に間取りを気にしなければなりません。

今回は南向きの間取りについて2つの条件をご紹介させていただきます。

元不動産屋:秋 だい

南道路の物件は間取りと土地を間違えると、日当たりが一番悪い物件になります。

 

1番重要!南道路の日当たりの良さはすべて土地の間口で決まり、南側にリビングに広く接しているかで決まる。

 

南向きの家で日当たりの良い快適な場所に住むためには、「前面道路の南道路と土地がどれだけどれだけ接しているか?」によってすべてが決まるといっても過言ではありません。

土地の間口を無視して南道路の物件を購入すると、高い金額を払って南道路の物件を購入したにも関わらず、日当たりの悪い戸建てを購入することになります。

 

仮に土地の面積が同じで、南側の間口が5mの2階建てと、10mの2階建てを両方比較してみたいと思います。

土地の間口5mの2階建ての場合、少し専門的な話になりますが、建物と隣との隣地境界線までにお互いに50㎝開けますので、左右に50㎝をとると、家の幅が約4mになります。

よって日当たりが当たる面積は4mです。

実際には1.8m程度の廊下を設けるので、南側のLDKの間口は2.2m程度しか、南側に接しておりません。

2.2mだと、南側に接する引き違い窓は1つしかつけられません。

2階建ての間取りの場合は、1階にLDKを持ってきた場合は、車を止める車庫スペースに唯一の南側の窓が重なるので、LDKには日当たりが入らず、南向きなのに、日当たりが悪い物件になります。

 

日当たりを良いと感じるするためには、2階にLDKがある間取りを選ぶ必要があります。

 

もう一方の南側の道路に10m接している物件については、お互いの隣地境界線の含めると南側に9m接している建物ができます。

9m分日当たりが当たるということは、5mと土地と比べて、約2.25倍も日当たりが当たる面積です。(9m÷4m)

同じように南側に1.8m程度の幅の廊下を設けたとしても、リビングはまだ7m以上も接しております。

この場合、引き違い窓を最低でも2箇所つけることができるので、1つの窓が車で隠れてしまっても、残りの窓から採光をとることが可能です。

 

 

日当たりの良い物件とはすなわち、南側にどれだけ土地の間口があるかということが非常に重要です。

 

日当たりの良い南向きの家は高い建物が建てられない低層地域を選ぶ

 

日当たりの良い物件を購入する為は、南側の間口と同時に南側に高い建物が建てられない地域を選ぶことも重要になります。

南側に高い建物が建てられない地域を判断する為には、購入する土地の用途地域を確認します。

用途地域ようとちいき)とは、都市計画法の地域地区のひとつで、用途の混在を防ぐことを目的としている。

住居、商業、工業など市街地の大枠としての土地利用を定めるもので、第一種低層住居専用地域など13種類がある。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A8%E9%80%94%E5%9C%B0%E5%9F%9F

 

つまり用途地域を定めることによって、その土地の利用方法及び建築できる建築物も制限されてしまいます。

日当たりが将来的に高い建物によって遮られないようにするためには、第一種低層住居専用地域・第二種低層住居専用地域のエリアで購入することです。

第一種低層住居専用地域・第二種低層住居専用地域は、基本的に10m以上の建物を建築することができません。

建蔽率及び容積率・斜線制限等に関しても、非常に厳しい為、広い土地があったとしても、建物が大きく建てられないエリアになります。

低層地域内でマンションを建てることはあり得ません。

せいぜい3階建てのアパートが精いっぱいです。

 

低層地域を選ぶことで、将来高い建物が南側に建築されるというリスクを無くすことにつながります。

更に低層地域には壁面制限というものがあります。

一般的には、土地境界線から50㎝以上を離れたところに、建物を建築することができると民法上定められております。

つまり土地境界線から50㎝離れたところから建築すると、お隣さんとは50㎝+50㎝の計1mしか建物の隙間がありません。(多くの建売住宅はこれに該当します。)

 

 

外壁制限とは、土地境界線から50㎝ではなく、1m~1.5m離したところから建築をしなければならないという制限を厳しくしたものになります。

これにより道路面以外にも最低でも2m以上の建物と建物の間の空間ができます。

南道路の物件でも、東側・西側・北側にも2m以上の空間があるため、南側以外の日当たりも十分期待できます。

これが建物と建物の間が1m程度の空間しかなければ、日当たりはほとんど期待できないでしょう。

よって第一種低層住居専用地域や第二種低層住居専用地域の物件は販売価格が高いものの、日当たりの良い家を購入する面では、一番合理的な物件になるということです。

 

南道路以外の物件が必ずしも日当たりが悪い物件とは限らない。

 

南道路の物件が日当たりが良いといわれる理由は、南側に道路を挟むため、道路の距離が空間になることから日当たりが良いとされております。

よって南側の空間がしっかりとれていれば、仮に北道路の物件でも日当たりが良い物件になるということです。

例えば、この間取りを例にしてみましょう。

 

この間取りの特徴は、とにかく家の配置を極力北側に寄せて、南側の空間を開けているということになります。

この空間が広ければ広いほど、南側のLDKに日が差し込み、北道路にも関わらず、日当たりの良い物件になるということです。

 

南側の土地がお墓や公園などであれば、将来的に高い建物が建つリスクがほとんどない!

南側の土地がお墓や公園などであれば、土地の所有者がお寺か役所の所有する土地になります。

これらの所有者はよっぽどのことがない限り、土地を売却したり、建物を建築することはありません。

よって南側に高い建物が建たないため、南側の日当たりが確保されるということです。

一般的にはお墓や公園が南側側にあるというのは、嫌煙される物件になりますが、南側の日当たりだけでみれば、日当たりが良い物件と言えるでしょう。

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番外編:本当にあなたは南側の物件が必要なんですか?生活スタイルを考えて物件を選ぶべき!

 

南道路の物件は日が当たる時間帯が一番長い為、日当たりが良い家として通常よりも200万円程度高い金額で販売されております。

日当たりは購入後にはお金で買えないものになるので、日当たりを重視している方は、上記の2つの条件に基づいた物件を購入することが正解になります。

 

しかし、住宅を購入する人の中には、共働き世帯の方も多く存在します。

南道路の日当たりが良いとされている午前11時から午後3時までの間に家にいない世帯が、果たしてわざわざ販売価格が高い南道路の物件を購入する必要があるのでしょうか?

日中家にいなければ、朝の時間に日当たりが良いとされている東道路の物件を購入すれば、朝の日差しを浴びることができるので、共働き世帯には販売価格が安い東道路のほうが良いかもしれません。

また子供の人数が多いことにより洗濯物が多い家庭では、日差しが強いとされている西道路の物件を購入すれば、南道路の物件と比べて早く洗濯物が乾くというメリットがあります。

 

昼間は常に仕事で家にいないライフスタイルなのに、わざわざ販売価格が高い南道路の物件を購入する必要はありません。

むしろ北道路の物件でも通勤面で便利になるのであれば、日当たりが悪くても、駅の距離が近い物件を購入することが一番のメリットになるからです。

 

建売住宅では、あなたに合う100点満点の物件が見つかることはまずありません。

重要なのは何を優先すべきかの順位付けはライフスタイルによって1番優先度の高い条件を満たせる物件を購入することが重要ではないのでしょうか?

 

まとめ

 

日当たりの良い物件は南道路だけではありません。

南側に間口が広く、南側に多く窓が取り入れられていれば、必然的に日当たりの良い物件になるからです。

低層地域の物件が日当たりが良いとされていることを知る人は、あまりいないと思いますので、ぜひ日当たり重視で探されている方は、第一種低層住居専用地域及び第二種低層住居専用地域内で物件を探すことをオススメします。

元不動産屋:秋 だい

不動産屋は南道路であれば日当たりが良いといいます。(私も言ってました。)

完成前の南道路物件は、日当たりが確認できないので、特に間取りと土地の間口に特に注意しましょう。

日当良好の南道路の間取りを複数の会社から貰い、日当たりが悪い家を買わない方法

 

日当たりよい間取り・風通しが良い間取り・水回りの導線の確保・収納スペースの確保など・・・間取りに関して決めることは山積みです。

しかも全て重要な事で、失敗して後悔しているランキング上位に該当する内容です。

ですが、みんな知っていたのに、沢山の間取りの失敗談をこのブログに掲載しているほど多くの方が失敗しています。

 

なぜすでに知っている失敗理由なのに間取りの失敗者が続出してしまうのでしょうか?

実は答えは簡単でして・・・・・

 

「ハウスメーカーが最初に提示したプランだけをベースに間取り変更しているから」

 

これが答えです。

ハウスメーカーは最初にあなたの希望条件だけを聞いて、ラフ図を作成します。

設計図が出来上がると、そのプラン・提案内容をベースにして変更点(収納追加・部屋を狭くするor広くする・設備追加)など行うのが一般的です。

これは決して悪いことではありません。むしろ普通です。

ですが、書いた間取りがベースになるので、大きく変更して欲しい・違った提案って言うのは出来ないわけです。

※1からプランを設計するのは1回だけです。(複数回やると設計料がかかる)

 

悪く言えば「設計図を書いた設計士があなたの希望する条件の受け取り方によって、本人と希望する内容にずれが生じやすい」って事。

そして、知識が無く、判断する基準も無いので、住宅営業マン・設計士の言っているメリットが全て正しいと思いがちになってしまうからです。

選ぶ側から見ても情報量が多すぎる上に、メリットだけを開示してるので、間取りを設計する上で必要な短所が分かりづらいと言うのが問題なのです。

 

わざわざ「○○ハウス」の方が設計力があるとは言いません。自社のメリットだけを開示するにきまっております。

そのことを忘れてはいけません。

つまり依頼する1社で建物の打ち合わせをしていると、ハウスメーカーが最初に提示された建物プランを調整して希望条件にする合わせをするのですが、それでは最初に提示された建物プランありきで検討することになります。

 

どれも似たような間取りから、素人が間取りを変更しているだけに過ぎませんから、それは失敗する確率が高くなります。

それであればプロが水回り・近隣住民の窓の配置を考えて企画した建売を購入した方が間取りにおいては失敗しません。

せっかく注文住宅を建てるのであれば、複数のハウスメーカーからあなたの希望条件に該当する間取り・提案力を相見積もりすることを強くお薦めします。

 

勿論ハウスメーカーの間取りの相見積もりは、住宅展示場を回って資料を集めてくる訳ではありません。

それでは時間と手間がかかりすぎます。

お薦めなのは、たった3分で全国600社の中の複数のハウスメーカーから間取りプランを無料で問合せできるがタウンライフ家造りによる間取りプラン一括です。

このサービスのすごいところは、大手ハウスメーカー中には、誰もが聞いたことがあるダイワハウスや三井ホームなどの大手ハウスメーカー28社だけではなく、

地元企業の工務店・ハウスメーカーを入れて600社の中から購入したいエリアと予算をたったの3分で希望エリア・間取り・予算を登録するだけで、各社の間取りプランだけでなく、資金計画・家造り計画書を無料で届けてくれると言うところにあります。

 

 

家づくり計画書が届いたら、その各会社のオリジナル計画書から気になるハウスメーカーに問い合わせをすればOK。

 

各社から貰える家づくり計画書の中には、建物のプラン図やあなたの為の資金計画書を頂くことができます。

ここでポイントなのは、複数社の建物の間取りや設備を比較検討することができるってことです。

1社で建物の打ち合わせをしていると、ハウスメーカーが最初に提示された建物プランを調整して希望条件にする合わせをするのですが、それでは最初に提示された建物プランありきで検討することになります。

これでは理想の注文住宅の視野が狭くなってしまいます。

視野が狭くならないためには、複数社のプランや資金計画を比較検討し、その中で気に入ったプランのハウスメーカーと建物の打ち合わせをするのがベストなのです。

 

タウンライフ家造りも1つだけデメリットはあります。

それは問合せができるハウスメーカー600社もありますが、SUUMO・ホームズに比べて問合せ先が少ないって事。しかし、その代わりカタログだけではなく、資金計画の資料を貰えるのもタウンライフ家造りだけです。

プランだけでは意味がありません。

良いなって思っても予算オーバーのハウスメーカーだったら意味ありませんよね?

たった3分で入手できる複数社の間取りプラン・資金計画を参考に、あなたの理想の建物プランで家を建ててください。

最後にタウンライフ家づくりを利用する前のよくある質問Q&Aをご紹介します。

タウンライフ家づくりを利用すると契約しないといけないのでしょうか?
あくまでもタウンライフ家づくりは、ハウスメーカーの一括資料請求サイトに過ぎません。手元に届いた資料の中で気になるハウスメーカーが無ければ契約どころか、住宅展示場に行く必要もございません。
問い合わせに手間や時間がかかるんでは無いのか?
入力はたった3分程度でできます。

具体的に言えば、予算・所有している土地(購入前であれば希望の土地条件)・間取りの希望条件(4LDK以上!和室とリビングを繋げて欲しいなど・・)を記入しハウスメーカー選ぶだけです。

土地を所有している場合は、間口・字型・土地面積を具体的に書くことで、頂ける間取り図の正確さも増してきます。

本当にタダで物件情報をくれるの?本当はお金が掛かるんじゃ・・・
本当に無料なのでご安心ください。厳密に言えばハウスメーカーが広告費として負担しております。

1点が注意点として、無料のサービスなので、本人確認が取れなかったり、条件をいい加減に書いたりすると、イタズラと見なされてしまいがカタログ届かない場合もあります。

土地情報も貰えるって本当?
タウンライフではタウンライフ家づくり以外にも不動産会社300社と提携しております。

毎日ように土地の査定依頼・販売依頼を受けている会社様を厳選した提携先なので、場合によっては未公開物件を紹介して貰えることも!

正直こういうところを利用するとしつこいんじゃ・・
私自身2度利用したことがありますが、本人確認の上、希望連絡をmailにして貰ったところ電話による連絡は無くなりました。

むしろ、ほかの見積もりサイトで利用した不動産屋からの電話が今のところたくさん来ております。

もし、タウンライフ家づくり経由のハウスメーカーがしつこかった場合は、タウンライフの担当者に伝えれば、あなたの代わりに連絡停止を伝えてくれます。

ただ本当に良い情報の場合は、mailの返信する前に決まってしまいますから、電話による連絡もあるかもしれません。

そのときは良い土地情報をくれる人だと思ってお付き合いした方が良いでしょう。

 

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ならば、たった3分の入力でハウスメーカーのカタログだけじゃ無い、間取り図・資金計画を無料で貰えるタウンライフ家づくりを利用して、住宅展示場に行く前に知識武装をすることがハウスメーカー選び・間取りの失敗を避ける唯一の方法なのです。

 

 

 

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