今回は住宅購入して、子供の成長に合せて間取りの失敗点が分かった方の体験談です。
家を購入するときは、購入する今の生活状況に合わせて決めてしまいがちですが、子供の成長に合せた間取りと考えているひとは殆どいません。(私も提案すらしなかったので)
コチラの購入体験談では、
「子供の身長と家の広さに比例して、コミュニケーションする機会は減るにつれて溝が徐々に深まっていく」というのは、戸建て購入前に気がつかなかったと言っております。
今住宅購入を検討している人は、ここまで考えたことはありましたか?
今回は、成長した子供のコミュニケーションを重視する3つの間取り・購入体験談をご紹介させて頂きます。
参考になれば嬉しいです。
Contents
- 1 購入した住宅・ハウスメーカー(分譲会社)・購入エリア(都道府県だけで結構です。)あなたのご家族構成を教えてください。
- 2 戸建て購入の希望していた条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
- 3 戸建購入をして良かった点とは?購入したハウスメーカーの良い点も教えてください。
- 4 戸建住宅購入時の思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。(住んだ人しか分からない。)
- 5 これから戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
- 6 住宅購入で家族間に溝ができる?子供のコミュニケーション重視の3つの間取りとは
- 7 1生に1度の買い物だからこそ比較は大事!家族とのコミュニケーションを重視した複数のプランを簡単に貰う方法
購入した住宅・ハウスメーカー(分譲会社)・購入エリア(都道府県だけで結構です。)あなたのご家族構成を教えてください。
購入した住宅は、住宅整備公団が整備した区画にあるいわゆる郊外ニュータウンタイプで分譲型戸建ての新興住宅です。
東京都内から東北新幹線で約1時間ほどの通勤圏内にある戸建ての物件になります。
ハウスメーカー(分譲会社)はセキスイハウスです。
購入エリアは栃木県です。家族構成は、夫・妻・子ども2人の計4人です。
戸建て購入の希望していた条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
戸建て購入にあたって望していた住宅の条件は、
☑まず緑が多いエリアであること、
☑庭が広いこと、
☑近所付き合いの問題がないこと、
☑公園やスーパーマーケットが近いこと、
☑駅からできるだけ近いこと、
☑子どもが大きくなってからも個別の部屋がもてるだけの間取りがあること、
☑吹き抜けがあること、
☑和室があること、
☑キッチンが対面式であること、
☑予算内であることでした。
資金計画としては、建売住宅にして予算をできるだけ抑えつつ、夫婦共働きをしながら返済に当てる、というものです。
住宅ローンは、地元の地方銀行にて30年のローンを組みました。
戸建購入をして良かった点とは?購入したハウスメーカーの良い点も教えてください。
これまで住んでいた社宅や賃貸住宅に比べると、経済的負担の増加や人間関係の再構築の負担などを別途で掛かりますが、
☑部屋そのものはどれも広くなったこと、
☑それに伴ってソファやピアノなどの大型家具などが好きなように配置できること、
☑壁に穴をあけても気兼ねしないこと、
☑押し入れなどの収納スペースが広くて多いこと、
☑水回りや内装などがきれいで新しくなったこと、
☑自宅の庭ができたこと、
☑犬や猫などペットを飼う気になれば比較的自由に飼えるようになったこと、
☑いわゆるニュータウン内にあるので学校や職場、公園やスーパーマーケットなどの生活施設のうちいくつかが近くなったこと、
などが戸建てを購入して良かった点に挙げられます。
勿論、住まいが広くなると反面、掃除や手入れが何かと大変になるという懸念や将来的なリフォームに備えなければいけないという心配はにわかに出てきますが、引っ越し当初のうちは物も少ないため子どもたちも毎日のように楽しくしていたように思います。
ハウスメーカーはいわゆる大手だけあって、細かい融通はもちろんきかないものの、安心や信頼という点ではまあ満足できたのではないか、と思っています。
→床暖房はあとから設置できる?建築後のリフォーム費用と2つの注意点
戸建住宅購入時の思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。(住んだ人しか分からない。)
家族の人数が変わらないままに住まいだけが広くなるということは、家族間の距離が広がるということです。
子どもはどんどん大きくなるので、子供の身長と家の広さに比例して、コミュニケーションする機会は減るにつれて溝が徐々に深まっていくというのは、戸建て購入前に気づかなかった点です。
ということは、後悔するポイントがあるとすれば、予算は別にしていろいろな条件よりもまず、家族のコミュニケーションがとれるような住まいを選ぶのが最重要であったということです。
そして最大の失敗は、日当たりを重視するために、2階建ての2階LDKの間取りにしてしまった事で子供とのコミュニケーションが取りにくいと感じること。
なぜなら、普段2階にいると、いつ子供達が帰ってくるか分からない上、知らない間に家にいないって事もよくありました。
次に家をたてるのであれば、子ども部屋を独立に作るという従来のコンセプトよりは、リビングを子ども部屋代わりにするというコンセプトにしたり、吹き抜けスペースがただ単にあるのではなく、吹き抜けスペースがインテリアであると同時に家族間のコミュニケーションスペースであるようなコンセプト、つまり動線を考えたうえで住まいを設計すれば、もっとよい住宅になっていたのではないかと今になって想像します。
また、住まいが広くなると反面、部屋の掃除や庭の手入れなどあらゆる面で何かと大変になるという点や、将来的なリフォームに備えなければいけないという心配は、とても現実的なものであるとよく考慮すべきでした。
旗竿地は1階LDKにすると日当たりが悪いので、2階LDKにすることはよくあります。
家族間のコミュニケーション重視の間取りを選ぶのであれば、旗竿地の間取りは要注意です。
→旗竿地購入で後悔しない方法ってある?失敗前に知るべき4つのメリットと5つのデメリット
これから戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
住まい選びは事前のリサーチがとにかく重要だと思います。インターネットサイトによる検索だけでなく、気になる物件があれば面倒くさがらずに実際に家族で足を運んでみて、心ゆくまで気に入った物件を探すのが良いかと思われます。
先入観にとらわれずに、空き家が全国に1000万戸と言われている時代、膨大な数の物件があるので、即断は禁物だと思います。
低金利の時代ですので、うかつに焦る必要もないかと思います。
また、昨今は新築だけでなく、中古の戸建住宅やシェアハウスなど、いろいろな選択肢が増えています。
→積水ハウスの中古戸建てを購入する際の3つのメリットと体験談
家の装飾や間取りについてもずいぶん個性的でおもしろいタイプも増えてきています。
同僚や友人、家族のありきたりな意見を聞くのも大事ですが、一方で周囲の意見に流されずに、将来後悔のないように、ご自分のライフスタイルに合った物件を探して下さい。
戸建てを購入する際は、住まいが広くなることや、自分の城を持てる、というようなポジティブで作られたイメージが先行しがちで、とかく浮足立ってしまうものです。
その住まいは本当に必要か、その住まいは本当に自分と自分の家族を長い将来にわたって幸せにしてくれるものか、よくよく考えたうえで決断に踏み切るようにください。
住宅購入で家族間に溝ができる?子供のコミュニケーション重視の3つの間取りとは
出典:ステッププレス
上記の画像に、子供のコミュニケーション重視の3つの間取りが存在します。
[box class="glay_box" title="子供のコミュニケーション重視の3つの間取りとは"]
☑LDK+畳コーナー
☑上の階の様子が分かる吹き抜け
☑リビングイン階段(LDKが1階の場合)
[/box]
1つずつ解説していきます。
LDK+畳コーナー(子供のコミュニケーション効果は薄い。)
LDKは家の中でご飯を食べたり、テレビをみてくつろいだりと家族が一番多く過ごす場所になりますが、思春期の子供の場合はご飯を食べたら自分の部屋に戻ってしまう傾向にあります。
LDKと同じフロアに部屋が無かったり、3階建てで1フロアLDKのみの間取りの場合は、子供は自分の部屋に戻るしか無いわけです。
例えば、ご飯を食べ終わった後に宿題をやろうとした場合、テレビの音がうるさいLDKにいるより、自分の部屋で勉強した方が集中できますよね?
仮にゲームとしても同じです。
LDKを同じ階に子供達を長く滞在させるためには、LDK以外の空間である畳コーナーで勉強させるスペースなどを作っておけば、自分の部屋に戻る確率を下げることが出来ます。
とは言え、子供によっては自分の部屋に籠もりたい人がいるので、LDKに畳コーナーを設ければ誰しもOKって訳ではありません。
畳コーナーのメリット・デメリットは下記の記事でまとめてます。
→新築戸建てに和室は必要?後悔する前に知りたい6つのメリット・デメリット
上の階の様子が分かる吹き抜け(音で子供が何しているか分かる)
吹き抜けの家は本来あるはずである天井の壁をぶち抜いて、上の階と繋げておりますので空調面・防音面でデメリットと言われておりますが、逆に音が聞こえやすいと言う事で、LDKにいても子供に話しかけやすくなるというメリットがあります。(子供の様子も分かる。)
吹き抜けが無い間取りのLDKの場合は、LDKから子供に声を掛けても、天井の壁があるため、子供部屋から声が聞こえない事はしょっちゅうあります(実家に住んでいる時はそうだった)
そのため、わざわざ階段を昇って2階で話しかける必要=コミュニケーションコストが高くなる事で話す回数が減ることに直結します。
吹き抜けがあれば、LDKにいながら、吹き抜けを通して子供に話しかけることができますので、子供のコミュニケーションを重視するなら取り入れたい間取りの1つです。
→吹き抜けで後悔している人続出?吹き抜け間取りの9つのメリット・デメリット
リビングイン階段(LDKが1階の場合+子供の部屋が2階)
子供のコミュニケーションを重視するなら絶対に取り入れたいのがリビングイン階段!これは間違えありません。
思春期の子供はLDKにずっといるよりも、自分の部屋にいたほうが落ち着きますし、家族とずっといるってよりは、一人で過ごしたいって思う方が強いです。
よって必ず家に帰ったら、上の階にある自分の部屋に行こうとする子供が、親がいるLDKを通らないと自分の部屋に行けないリビングイン階段が子供のコミュニケーションを取る上で最も重要な間取りなのです。
→そのリビングイン階段の扉設置は逆に危険?失敗しない3つのポイントを解説します。
逆に子供のコミュニケーションを重視する上で最も選んではいけないのが、2階建ての2階LDKにする事で、いつ子供達が帰ってくるか分からない、知らない状態にすることです。
親に話しかけなくても、外出が出来る上、LDKを通らずに自分の部屋に引きこもる事が出来ますので、子供のコミュニケーションを重視するためには、日当たりを無視してまでも2階LDKは辞めましょう。(失敗した例が上記の体験談です。)
[voice icon="https://xn--m9jq034wlmltzdpwf98c3t1dybzb.com/wp-content/uploads/2018/04/akidaisama.jpg" name="元住宅営業マンの秋月" type="l"]
この辺りの間取りの考え方は、初めて家を建てる方が自分考えつくのはまず無理です。
複数のハウスメーカーに、子供のコミュニケーションを重視した間取りを作って貰い、ハウスメーカーの相見積もりすることを強くお薦めします。
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1生に1度の買い物だからこそ比較は大事!家族とのコミュニケーションを重視した複数のプランを簡単に貰う方法
日当たりよい間取り・風通しが良い間取り・水回りの導線の確保・収納スペースの確保など・・・間取りに関して決めることは山積みです。
しかも全て重要な事で、失敗して後悔しているランキング上位に該当する内容です。
ですが、みんな知っていたのに、沢山の間取りの失敗談をこのブログに掲載しているほど多くの方が失敗しています。
なぜすでに知っている失敗理由なのに間取りの失敗者が続出してしまうのでしょうか?
実は答えは簡単でして・・・・・
「ハウスメーカーが最初に提示したプランだけをベースに間取り変更しているから」
これが答えです。
ハウスメーカーは最初にあなたの希望条件だけを聞いて、ラフ図を作成します。
設計図が出来上がると、そのプラン・提案内容をベースにして変更点(収納追加・部屋を狭くするor広くする・設備追加)など行うのが一般的です。
これは決して悪いことではありません。むしろ普通です。
ですが、書いた間取りがベースになるので、大きく変更して欲しい・違った提案って言うのは出来ないわけです。
※1からプランを設計するのは1回だけです。(複数回やると設計料がかかる)
悪く言えば「設計図を書いた設計士があなたの希望する条件の受け取り方によって、本人と希望する内容にずれが生じやすい」って事。
そして、知識が無く、判断する基準も無いので、住宅営業マン・設計士の言っているメリットが全て正しいと思いがちになってしまうからです。
選ぶ側から見ても情報量が多すぎる上に、メリットだけを開示してるので、間取りを設計する上で必要な短所が分かりづらいと言うのが問題なのです。
わざわざ「○○ハウス」の方が設計力があるとは言いません。自社のメリットだけを開示するにきまっております。
そのことを忘れてはいけません。
つまり依頼する1社で建物の打ち合わせをしていると、ハウスメーカーが最初に提示された建物プランを調整して希望条件にする合わせをするのですが、それでは最初に提示された建物プランありきで検討することになります。
どれも似たような間取りから、素人が間取りを変更しているだけに過ぎませんから、それは失敗する確率が高くなります。
それであればプロが水回り・近隣住民の窓の配置を考えて企画した建売を購入した方が間取りにおいては失敗しません。
せっかく注文住宅を建てるのであれば、複数のハウスメーカーからあなたの希望条件に該当する間取り・提案力を相見積もりすることを強くお薦めします。
勿論ハウスメーカーの間取りの相見積もりは、住宅展示場を回って資料を集めてくる訳ではありません。
それでは時間と手間がかかりすぎます。
お薦めなのは、たった3分で全国600社の中の複数のハウスメーカーから間取りプランを無料で問合せできるがタウンライフ家造りによる間取りプラン一括です。
このサービスのすごいところは、大手ハウスメーカー中には、誰もが聞いたことがあるダイワハウスや三井ホームなどの大手ハウスメーカー28社だけではなく、
地元企業の工務店・ハウスメーカーを入れて600社の中から購入したいエリアと予算をたったの3分で希望エリア・間取り・予算を登録するだけで、各社の間取りプランだけでなく、資金計画・家造り計画書を無料で届けてくれると言うところにあります。
家づくり計画書が届いたら、その各会社のオリジナル計画書から気になるハウスメーカーに問い合わせをすればOK。
各社から貰える家づくり計画書の中には、建物のプラン図やあなたの為の資金計画書を頂くことができます。
ここでポイントなのは、複数社の建物の間取りや設備を比較検討することができるってことです。
1社で建物の打ち合わせをしていると、ハウスメーカーが最初に提示された建物プランを調整して希望条件にする合わせをするのですが、それでは最初に提示された建物プランありきで検討することになります。
これでは理想の注文住宅の視野が狭くなってしまいます。
視野が狭くならないためには、複数社のプランや資金計画を比較検討し、その中で気に入ったプランのハウスメーカーと建物の打ち合わせをするのがベストなのです。
タウンライフ家造りも1つだけデメリットはあります。
それは問合せができるハウスメーカー600社もありますが、SUUMO・ホームズに比べて問合せ先が少ないって事。しかし、その代わりカタログだけではなく、資金計画の資料を貰えるのもタウンライフ家造りだけです。
プランだけでは意味がありません。
良いなって思っても予算オーバーのハウスメーカーだったら意味ありませんよね?
たった3分で入手できる複数社の間取りプラン・資金計画を参考に、あなたの理想の建物プランで家を建ててください。
最後にタウンライフ家づくりを利用する前のよくある質問Q&Aをご紹介します。
- タウンライフ家づくりを利用すると契約しないといけないのでしょうか?
- あくまでもタウンライフ家づくりは、ハウスメーカーの一括資料請求サイトに過ぎません。手元に届いた資料の中で気になるハウスメーカーが無ければ契約どころか、住宅展示場に行く必要もございません。
- 問い合わせに手間や時間がかかるんでは無いのか?
- 入力はたった3分程度でできます。
具体的に言えば、予算・所有している土地(購入前であれば希望の土地条件)・間取りの希望条件(4LDK以上!和室とリビングを繋げて欲しいなど・・)を記入しハウスメーカー選ぶだけです。
土地を所有している場合は、間口・字型・土地面積を具体的に書くことで、頂ける間取り図の正確さも増してきます。
- 本当にタダで物件情報をくれるの?本当はお金が掛かるんじゃ・・・
- 本当に無料なのでご安心ください。厳密に言えばハウスメーカーが広告費として負担しております。
1点が注意点として、無料のサービスなので、本人確認が取れなかったり、条件をいい加減に書いたりすると、イタズラと見なされてしまいがカタログ届かない場合もあります。
- 土地情報も貰えるって本当?
- タウンライフではタウンライフ家づくり以外にも不動産会社300社と提携しております。
毎日ように土地の査定依頼・販売依頼を受けている会社様を厳選した提携先なので、場合によっては未公開物件を紹介して貰えることも!
- 正直こういうところを利用するとしつこいんじゃ・・
- 私自身2度利用したことがありますが、本人確認の上、希望連絡をmailにして貰ったところ電話による連絡は無くなりました。
むしろ、ほかの見積もりサイトで利用した不動産屋からの電話が今のところたくさん来ております。
もし、タウンライフ家づくり経由のハウスメーカーがしつこかった場合は、タウンライフの担当者に伝えれば、あなたの代わりに連絡停止を伝えてくれます。
ただ本当に良い情報の場合は、mailの返信する前に決まってしまいますから、電話による連絡もあるかもしれません。
そのときは良い土地情報をくれる人だと思ってお付き合いした方が良いでしょう。
相手はプロですから、短所を上手く長所に変える営業トークも複数持っております。
ただそうは言っても、何千万円もする買い物なので、家族仲良く住む家をの間取りは拘りたいし、まして失敗だけはしたくない。
ならば、たった3分の入力でハウスメーカーのカタログだけじゃ無い、間取り図・資金計画を無料で貰えるタウンライフ家づくりを利用して、住宅展示場に行く前に知識武装をすることがハウスメーカー選び・間取りの失敗を避ける唯一の方法なのです。