住友林業が個別で提携しているエネファームを契約し家を建てた方の体験談をご紹介させて頂きます。
住友林業のZEHのグリーンスマートではエネファームは標準装備ですが、その他の木造住宅商品の場合はエネファームは別途になります。
そのため、住友林業で契約すると担当の営業マンから必ず1度は提案があります。
エネファームは必ず必要なのでしょうか?
今回はエネファームを契約された購入体験談とエネファーム設置前の2つの注意点をご紹介させていただきます。
住友林業の物件はすべて耐震等級3を取得しており、耐震性の実験で東日本大震災の約1.3倍の揺れにも絶えられるぐらい耐震性です。
特に梁が少なく大きな開口部を設けられる「ビックフレーム工法」は日本の代表的な工法と言っても良いでしょう。。(工法でで初めてグッドデザインを取っている)
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購入エリア(都道府県だけで結構です。)ご家族構成・希望条件及び資金計画・住宅ローンの利用について教えてください。
神奈川県内に住んでいます。家族構成は夫と私、小学生の娘に幼稚園の息子のトータル4人家族です。
夫が35歳になるのを機に「そろそろマイホームを持ってもいいのではないか」と夫婦で話しあうようになりました。
希望条件は夫の職場まで1時間半以内に通えて、最寄りの駅まで15分圏内で行けること。
ハザードマップに該当しない、平たんな土地を希望していました。
住宅ローンの利用は有りで、大手都市銀行さんにお願いして5,000万円の借入をおこないました。
住友林業と契約した決め手・特徴を教えてください。
大手ハウスメーカー、住友林業と契約をおこないました。
こちらのハウスメーカーの特徴は、良質な木を材料として使っていること。
売って終わり…ではなく建てたあとのアフターフォローに力を入れている、優秀なメーカーさんです。
近所のモデルハウスに出かけたとき、室内がとても明るく太陽のぬくもりが一番感じられる家だったので、こちらのメーカーに決めました。
戸建購入をして良かった点とは?購入したハウスメーカーの良い点も教えてください。
住友林業の家に住んで1年半ほどになりますが、木造の家にしては夏涼しく冬暖かい。最高な暮らしを実感しています。
家を建てる前は「木の家って、寒いんじゃないの?」とマンション住まいの両親から心配されていましたが、意外に住んでみると保温性と断熱性がありイイものです。
住友林業の家は、他社と比べて窓が大きくリビングが広々としています。
朝起きたときに窓を開けると、遠くに田園風景が見えてとても気持ちがいいです。
トイレやお風呂場、キッチンの作業台の横に小さな小窓があり空気がこもっているなと思ったときは、クルクル回転しながら開けてあげると、ちょうどよい風が入ってきます。
以前住んでいたアパートでは湿気がすごく壁紙びっしり黒カビが生えることもあったのですが、今は適度に乾燥してくれてカラリ。ぜんそく気味だった子どもが、マイホームを建ててから咳き込まないようになりました。
風向きや太陽の入り具合など、設計士さんがプロの目で作り上げてくれます。風を感じられる家に住めて、本当に幸せです。
窓が多く設計できるのは間違えなく「ビックフレーム工法」の恩恵による物です。
壁で支える(面)ツーバイフォー(2✕4)の工法だと窓の数に制限が出るので、大きな窓を取り付けたい場合は工法に拘った方が良いでしょう。
戸建住宅購入時の思わぬ失敗点・後悔したポイントを教えてください。
出典:住友林業公式
ハッピーとアンハッピーの度合いで比較すると、幸せな方が多い住友林業の家ですが、やはり住んでいるとそれなりに気になることはあります。
エネファーム+床暖房のコストが想像以上にお金がかかっている事です。
住友林業ではエネファームと個別契約を結んでいるようで、家を建てるときの段階で営業マンの方から、エネファームの契約をおこなうように、しつこく迫られます。
子どもが寒がりだということと木造の家は寒いと当初思っていたので「安い買い物だ」と想い、エネファームを取り入れることを決意。
けれども実際に利用してみると、エネファームのランニングコストは思っているよりも高いです。
また真冬の季節になると床暖房だけではやはり物足りなくなり、床暖房+エアコンを付ける始末。毎月の電気代を見ると、ビックリ飛び上がることがあります。
また住友林業の家は、よく言えばベーシック。
悪く言うと、よくあるタイプのデザインの家が建ちます。
シンプル・イズ・ベストとはいうものの、北欧風のオシャレな一軒家に住んでいるお友だちの家に遊びに行くと「ウチももう少しディテールにこだわった家を作ればよかったな」とガッカリすることがあります。
もちろん無いものねだりな事は十分分かっているのですが…。
お洒落でハイデザインの家に住みたいなら、住友林業以外の家を頼んでみてもいいかもしれません。
エネファームの床暖房は温水を利用しているガスタイプになります。
床暖房のガスタイプと電気タイプのランニングコストが気になる方はこちら
これから戸建を購入する方へアドバイスをお願いいたします。
一生に一度の大きな買い物といわれるのが、マイホーム作りです。
建築設計の段階では「こんな事まで決めなきゃいけないの」と思わずイライラしてしまうこともありました。
夫とデザインや外壁の好みがあわず、家庭内で小さなケンカが始まってしまうことも…。色々ありましたが、今となっては楽しい想い出です。
自分好みの家を建てるなんて、人生においてそうそう無い経験のため「楽しんだモノ勝ち」だと思っています。
どうぞあなたの夢のマイホームを、楽しく愉快に設計してみてください。
楽しんだ分だけ、苦労した分だけ、あなた好みの理想のマイホームが手に入ると思います。
住友林業のエネファームを契約前に検討したい2つの注意点
ガスで電気を作るエネファームは、電気代が安くなる夜間の恩恵が受けにくくなる。
エネファームがお得になるならないは、電気を使う時間帯が大きく関わってきます。
エネファームはガスで電気とお湯を作るシステムのため、電気を利用する量が増えればその分ガス代が増えます。
そして、ガス代が1㎥(リューベイ)の単位料金は昼に利用しようが、夜に利用しようが、単価が変わりませんが、電気は違います。
電気料金は昼間が高く、夜が安くなるという性質があります。
そして東京電力の場合は夜は昼間の2/3と約33%安くなるのです。
出典:東京電力
つまり昼間常に家にいて、電気料金が高い時間に床暖房+エアコンで電気をバンバン使う人にとってはガス代の方が安いのでエネファームを利用した方がお得になりやすいのです。
しかし、逆に共働きで夜間にしか電気を使わない家庭にとっては、昼間に沢山電気を使う家庭に比べて電気代が安いので、わざわざイニシャルコスト(導入費)が高いエネファームを利用しない方が、イニシャルコストも含めてお得と言えるわけです。
購入者の生活スタイルによってエネファームを検討すべきでしょう。
エネファームの寿命は10年程度。10年後に100万円程度のイニシャルコストがかかることを踏まえて検討するべき。
出典:大阪ガス
導入時のエネファームは、エネファーム設置補助金2018年によるとMAX111万円までの補助金がでます。
補助金を利用してエネファームを導入すれば、数万円程度の費用取り付けが可能です。ですが、問題はエネファームが壊れた後の再導入費です。
エネファームの寿命は10年程度と言われております。
10年後までにエネファーム本体代(100万円)を別途用意しておかないといけないわけです。
エネファームが壊れてしまったら、エネファームと連動している床暖房・お風呂が利用できなくなってしまいます。
10年ではエネファーム以外にもシロアリ対策・外壁の修繕費・屋根の修繕費など沢山修繕費用を用意する必要が出てくる点が要注意です。
ZEHのグリーンスマートと通常の木造住宅のパッケージ商品では、補助金の額が異なってきます。
エネファーム導入時にはいくら貰えるかをしっかり確認した上で取り付けを検討するべきでしょう。
最後に、住友林業に問合せする際の裏技を紹介します。
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住友林業は支店によって見積額が異なる?相見積もりが出来るタウンライフ家造りがお薦め
住友林業は高い?購入体験談から学ぶ予算オーバ-しない住友林業への問い合わせ方法でお伝えしてますが、住友林業の購入検討者の中には、同じハウスメーカー・同じプラン・設計にもかかわらず坪単価が10万円以上異なったという情報がありました。
建物工事費用は総額で約2191万円です。
まず標準本体工事(32坪、ビッグフレーム工法)で約1925万円です。坪単価は約60万円です。前回ご紹介した支店での坪単価が約73万円なので、支店が違うだけで1坪あたり13万円の差額が生じています。同じビッグフレーム工法、自由設計で見積もりを作成してもらっていたのですが、なぜこれだけ価格が異なるのか…原因は分かりません。
太陽光は4キロ搭載で157万円です。こちらは前回ご紹介した支店と違いはあまりありません。
提案工事は109万円です。
出典:http://www.myhome-planning.info/entry/2018/01/15/213134
住友林業で家を建てたいと思ったときに、まずGoogleなどである程度調べてから、住友林業の展示場に行こうとするが一般的ですが、支店によって見積額が異なるという情報がある以上、いきなり支店や住宅展示場にいくのはお薦めできません。
ドラクエで言うと、ひのきのぼうでラスボスに挑むようなものです。
ゲームのラスボスを倒すのであれば、強い武器を手に入れますよね?
住宅購入だって同じです。ラスボス(ハウスメーカー展示場)に行く前に資料による情報取得・相見積もりをした方が良いに決まっております。
それにハウスメーカー(ラスボス)だって、自社の物件は最高!って言っているのに、住宅購入して失敗している人が絶えず増えているのを不思議に思いませんか?
それは、購入者が本当に必要な物・検討しているハウスメーカーの弱みなどを理解しておらず、知識が無い事を良いことに、営業マンが教育して自社の物件を買ってもらっているからなんです。
どこのハウスメーカーも自ら「ここは○○houseより弱いですね!○○houseで買った方があなたに取って成功する住宅ができますよ」なんて言わないですよ。
よって、自分の家づくりに必要なもの・不要な物を最適化して、ハウスメーカーを選ぶためには知識(武器)が必要なんです。
知識をつける前にハウスメーカーに行ったら、餌食にされてします。
そしてこの知識は見積もりなどでしか分からない部分が多いので、ググっても分からない事が沢山あります。
そこで、オススメしたいのが累計112万人が利用しているタウンライフ家づくりに無料で一括見積もりを行う事です。
タウンライフ家づくりでは国内大手ハウスメーカー28社から選んだハウスメーカーのプランと見積もりをたった3分の記入で貰えるというサービスです。
建てたい家の条件をより細かく設定し問い合わせすることで、それが反映されたプラン・見積もりを頂くことができますので、相場観が養われるし、各会社の強みや弱みも分かるようになります。
住友林業で家を建てたいのであれば、他社で一番安い見積もりを持って行くのが有効です。なぜなら相見積もりで他社に勝とうとするため。
何もなければ、上記のように坪100万以上の見積もりになってしまいますが、他社との見積もりがあれば、他社より安く出そうとするため坪80万台ぐらいまで値下げするでしょう。(自社内でも13万も坪単価を下げられるほど(400万)たかいですから。)
知識が無いとあっという間に500万ぐらいは損します。
ぜひ住友林業で家を建てたいけど、もう少し安くならないかなって悩んでいる人こそタウンライフ家づくりを使って、他社の見積もりを取得してから商談に望むこと。
他社の提案が気に入ってしまったら、そっちで購入すれば良いので、住宅購入の視野が広がる(失敗しにくい)という意味でオススメします。